さて。
毎週火曜日は子供の習い事の日です。仕事終わりに、子供のお教室によって、近くのお店で晩御飯を食べ、バスで帰るということが通常の流れになっております。
習い事が終わるのは18時30分。10分前には行っておきたい性格なのですが、定時に仕事を切り上げると、移動の時間を除いて30分ほどの自由時間ができます。貴重な、自分自身のための時間です。
少し寄り道すると、大きめの書店と中古カメラを扱うカメラ店があります。
(参考)
film-camera-challenge.hatenablog.com
書店では、クラシックレンズについての本が、数冊置かれているので立ち読みを。とはいうものの、毎月発刊されるわけでもなく、あまり更新されるわけでもないので、すぐに終わってしまいます。
そののち、この小さなカメラ店のショーケースをチェック。全部で10台程度のカメラの陳列なので、惹かれるものがなければ20秒で終わってしまいます。それでも、以前、コンタックスRTS+標準レンズがセットで置いてあったものの、お昼時間だったこともあり購入できず、夕方にはすでに売れていたという経験があったので、つい、見に行ってしまいます。
(参考)
film-camera-challenge.hatenablog.com
この火曜日も、このルーチンな行程をこなしていました。書店の後のカメラ店に寄ったとき、初めて店員さんから声をかけられました。
「毎週火曜日に見られていますね。カメラがお好きなのですね。」
毎週火曜日に寄っていることがバレていたのか・・・
「カメラは、確か、ミノルタをお使いでしたよね。」
1年近く前に、1000円ほどのレンズを1本しか買っていないのに・・・20年近く前に、ニコンF-801を値切り、これ以上値引くと商売が立ち行かないと怒られた(当時は学生だったのでご勘弁いただきたい)ことまでは記憶にないようで助かるが。
ええと、カメラは、コンタックス以外は、大体使ったことがあるかな・・・今も、それなり数あるかな・・・・
「お使いでないカメラがございましたら、ぜひ、当店へ!」
売るほうではなく、買う方のセールスになっていますよ・・・・
バレないように、気配を消してみているつもりが、しっかりばれているものですね。
なお、店頭にはコンタックスAXがありました。
ボディーの中でボディーが動き、マニュアルフォーカスレンズでオートフォーカスを実現させた、力技No.1のスーパーマシン。上カバーははチタンで、ボディー内には京セラのオハコのセラミック製レール。さらには、1cm接写リング搭載と同等の接写撮影機能まである。アダプターでM42マウントのSMCタクマーレンズ群を装着するのであれば、ツアイスレンズをそろえる必要もない。いやいや、せっかくのコンタックスのカメラに、ペンタックスのレンズとは珍妙な。やはり、プラナーとか、ディスタゴンとか、テッサーとか呼ばれるレンズも揃えないとまずいか。しかし、レンズ一式を入れるスペースはない。それどころか、AX単体でもかなり分厚いので、入らないかもしれない。
もしかしたら、このカメラが、初めてのコンタックスになるのだろうか・・・いや、私は手が小さいから、このカメラには不向きな手なのではないか、と妄想しながら、子供のお迎えに行きました。