フィルムで写真を撮ってみませんか。

「フィルムを使う写真に興味を持つ人を一人でも増やす」ことが目標の一個人の活動

またしてもやってしまった、限定もの

 さて。

 9月に行った人間ドッグの結果が10月半ばに報告され、従来より高かった尿酸値に加えて肝酵素の数値も上昇し、さらには血中コレステロール値も高くなってきて、「要再検査」となってしまいました。

 それから3週間、飲酒の回数と酒量を減らし(週5日飲酒→週2日飲酒、ウイスキーダブル2杯飲酒→シングル2杯飲酒)、血液検査を行ったところ、肝酵素も血中コレステロール値も正常値になりました。おかげで、心なしか体調も良くなり、一週間の飲酒量も、従来は週に600mlのウイスキーを消費していたのが、120mlへと、1/5にまで減りました。

 

 私は「限定品」という言葉に弱く、ウイスキーでこのような文言があればつい買ってしまいます。しかし、予算が潤沢にあるわけではないので、販売価格にもよりますが、1本、2本買えれば十分です。

 そして、買ってしまった「限定品」は、なかなか開ける勇気が出ず、私の秘密の貯蔵庫にそっと置かれてしまうのです。そうして置かれているウイスキーは、すでに7本、販売終了となり手に入らなくなったものが5本あります。 今の飲酒量では、1本700mlのウイスキーを開けるのに約40日かかります。限定品、販売終了品の12本を開けるのには480日、約1年半分の備蓄があることになります。

 加えて、日ごろ愛飲しているサントリーオールドもまとめ買いしており、11本残っております。飲みやすい、ジョニーウォーカーも、赤、黒、緑の未開封品を常時1本はおいております。全部のウイスキーの棚卸をしてみると、33本の未開封品がありました。今の飲酒量だと、3年半以上の在庫量になります。

 

 それでも、また、限定品を買ってしまいました。ジョニーウォーカーブラックラベル12年アイラオリジンです。

 今回は、勇気を出して3本買いました。さらに勇気を出して1本は飲んでみたいと思っています。

 

 フィルムカメラも販売終了したものばかりです。こうして、ウイスキーもカメラも増えていくのです。

息の長いデジタルカメラ

 さて。

 本日、長距離を歩く子供のイベントがあり、引率をしておりました。上の子が小学校低学年、下の子が2歳になったところで、下の子はベビーカーで参加するものの、合計5,6kmは歩くイベントであること、いつものことながら写真係をすることでしたので、撮影機材に頭を抱えておりました。

 すぐにブログのようなものにアップする必要があるので、デジタルカメラは必須、軽くしないと私の身も持たないので、今回はデジタルカメラのみにしました。

 今、我が家にあるデジタルカメラは、最近の稼働率順に以下のとおりです。

ニコンDf(2019年6月中古購入)

ニコンD750(2016年12月新品購入)

ソニーα7(初代無印)(2013年12月新品購入)

ニコン1V1(2020年8月中古購入)

キヤノンEOS kissX5(2012年6月新品購入)

ソニーNEX-5(2011年7月新品購入)

 

 今回は、海の近くを歩くため明暗差が大きいこと、とにかく小さく軽くしたいことから、久しぶりにソニーNEX-5を持ち出すことにしました。レンズも小さく軽い、電動式ズームの16-50一本のみです。

 

 ソニーNEX-5は、2011年7月ごろに購入しましたので、購入後10年経過しております。2013年12月にソニーα7を購入後は登場回数は減っておりましたが、それでも家族で出かけるときの小型軽量を優先する場合には大いに役立ってくれています。

 ソニーNEX-5は、ソニーがミラーレスカメラに挑戦した初のカメラで、ストイックなほどにボディーを削り落とした小さなカメラですが、我が家の個体は10年間ノートラブル、ノーメンテナンスで頑張っております。α7もあるものの、APS-Cフォーマット専用レンズも5本あり、十分に使用に耐えてくれております。

 ニコン1V1は、ファインダーがあり交換レンズがより小さいことからNEX-5の置き換えをと思い購入したものの、撮影素子のサイズが小さいためか、NEX-5と比べて解像度が低く感じ、置き換え困難と見込み、一応、併用しております。レンズを複数本持ち出すのであれば、ソニーシステムよりも随分と小さく軽くなりますので、最近はバイク外出の時のお供になっております。

 

 今日も久しぶりに日光に当てたような感じになりましたが、当初悪評が絶えなかった操作性も10年もあると手になじみ、ファインダーが無いことも最近のスマホでの撮影に比べればちゃんとシャッターボタンがあり、これはこれで十分なのかもしれないと思いつつも、家に帰ってからパソコンのモニターで確認するとやはり細部までチェックせずに(いい加減に)撮っているなと感じる出来栄えで、やはり古いタイプの私にとっては、ファインダーはあったほうがいいな、しかし、APS-Cフォーマットのソニーαを買うのもなぁ、しかし、α7だと大きいんだよなぁ、でも、ニコン1V1では明暗差を抑えきれなかったのだろうなぁ、やっぱり、悩みは尽きません。

 とりあえず、体力をつけなければ。最後は小学生の子供が、「足が痛い、もう歩けない」と言い出し、(少しだけ)負ぶって歩いてへとへとになりました。やはり、撮影機材は小型軽量に限ります。

 

 

運動会の写真

 さて。

 我が家の一番大きな子供は小学二年生で、今年、PTAの役回りが当たっておりました。広報担当に回されたのですが、その主な仕事は運動会で6年生の写真を撮って、選定し、年度末に発行する広報誌に掲載することです。例年、運動会の写真撮影担当は、どの児童が6年生であるかよくわかっている、6年生の保護者が担うこととなっているものの、今年度はそもそも6年生が少ないことから、6年生の保護者以外からも撮影者を徴用するとのことで、パートナーが手を挙げた、とのことでした。

 とはいうものの、私への丸投げですが。。。

 ま、「広報担当」の腕章をもらい、我が子撮影の際にも(ある程度)融通が利くとの役得のところもあるので不満どころでもないのですが。

 

 持って行った機材は、ニコンD750+タムロン70-300、ニコンDf+ニコン18-35のセットです。土埃がたつであろうと見込まれましたのでレンズ交換はしないこととしました。最終納品形態はデジタル媒体ですのでデジタル一択です。

 ホワイトバランスは太陽光(当日は快晴、北から南を向いて撮るのが基本であった)、オートフォーカスはフォーカスポイントはオート、コンティニアスモードで、撮影は高速連写、測光は多分割測光で、露出補正は+1を基本に適宜、0~+2と調整した)、シャッタースピード優先の1/500、ISO感度はオートとしました。

 一学年2クラス程度の小学校ですので、5,6年生が一緒に演技をする、とか、1,2年生がまとまって出し物をする、とかが多く、どの子が6年生かわからず、実際、ただひたすらシャッターを押すことに追われ、お隣さんの6年生の子がどこにいるかもわからず撮りまくることとなりました。

 

 望遠側を担ったD750、広角側を担ったDfともに約750枚ずつの撮影で、合計1500枚余りを撮影しておりました。36枚撮りフィルムで約41本。大変なカット数ですよね。現在のネガフィルム価格+現像代金からすれば、35000円といったところでしょうか。

 

 昨夕、PTAの事後会合があり、広報誌に掲載する4カット+予備カット1カットの合計5カットはいずれも私が撮影したカットととなるとのことでほっとしております。

 

 今回の運動会の撮影で感じたこととしては、

①全体を収めるためには、18ミリでは足りない、16ミリフィッシュアイを導入するべきであった。

②土埃はやはりひどく、レンズ交換をしないという選択は適切であった。

③カメラ3台を持って動き回るには(私の体力上)無理がある。

④広報誌に載せる写真は横写真でせいぜい横幅は15cmであることから、画素数は必要ない。

⑤加えて、高感度の粒状性も気にする必要はない。

⑥6年生であってもAF性能は突出したプロ機並みの性能は必要なさそう。

でした。

 もしも、来年も同じ役割を承るもしくは同じ仕事をされる方にお話しできることとしては、

①カメラは1台に対角魚眼を、もう1台には28-300程度の高倍率ズームをつけると良い。その高倍率ズームレンズも、手振れ補正は必要なく、高級レンズでなくでも必要十分である。

オートフォーカス性能はエントリー機種で充分。

③ゴール前を陣取れる度胸がいる。

 

 以上、来年の私の参考になればよいのですが。

レンズ購入

 さて。

 そろそろ、北国から紅葉前線が降りてくる季節となりました。新型コロナウイルス感染症のため、あまり外に出歩くこともできていませんが、ようやく、状況はやや落ち着いてまいりました。

 

 標題のとおり、久しぶりにレンズを購入しました。購入したレンズは、ニコンAiマイクロニッコール105mmF2.8Sです。このレンズは、2019年当初まで新品で販売され続けていたニコンの超ロングセラーのマニュアルフォーカスレンズのうちの一本です。

 また、私が購入した個体は、2005年ごろにニコンのコーティングが刷新され、SIC(スーパーインテグレイテッドコーテイング)がなされているもので非常に状態が良いものでした。

 

 私は中望遠レンズが非常に好きで、80mm~135mmのニコンマウントのレンズは7本(F3AF用80mmF2.8、タムロン90mmF2.8マクロ、DCニッコール105mmF2、同135mmF2、マウント改造レンズが2本に、今回購入のレンズ)となりました。

 とはいうものの、一回の撮影に持ち出すのは、せいぜい2本まで。少なくとも、4回は撮影に出かけないと打者一巡できない、といったところです。

 撮影に行きにくいフラストレーションを物欲で満たした形となってしましました。役者はそろった、時は来た、あとは撮影に行くだけです!

悩む慎重派

 さて。今回はフィルム写真の話ではありません。

 

 私はあまり飲めるほうではないのですが、ウイスキーが好きで嗜んでおります。

 

 私の性格は、何か良いもの(好みのもの)を見つけると、その他は探求せず、それをずっと使用し続けます。

 例えば、ウイスキーは、勤め人の家庭持ちゆえに潤沢なお小遣いがあるわけではないので、ほどほどのお値段で好みの「サントリーオールド」を愛飲しております。といっても、時々、安いスコッチや安い国産に惹かれては買い、そして、後悔(買うんじゃなかった・・・好みでなかった・・・)を繰り返しております。それでも、「広告の品」や「Ama〇onのタイムセール」には勝てないのです・・・・

 

 ことカメラやレンズについても、潤沢なお小遣いがあるわけではないので、欲しいものは数多あれど、次々と購入し、ということはできず、また、優柔不断なもので、すぐにパッと手放すこともできないことも承知ゆえに乗り換え、乗り換えができません。

 

 最近、マイクロフォーサーズのミラーレス一眼デジタルカメラである、オリンパスOM-D EM-1MarkⅡ(長いですね、そして、予算の都合上新型のMarkⅢではありません)が気になっております。撮影素子が小さいゆえにカメラ、レンズ共に小さく、また、被写体深度が深いためにピンボケリスクも低く、強力な手振れ補正により三脚要らず、とまで言われているようです。

 我が家のデジタルカメラは、ニコン(一眼レフ)、ニコン(1シリーズミラーレス一眼)、ソニー(ミラーレス一眼)、キヤノン(一眼レフ、10年前のEOS kissとセットのレンズ2本くらい)があります。

 それでも、まだ、要るのか、と言われると、「必要かどうかはわからないが欲しい」といったところで、買う踏ん切りは付いておりません。買うとすれば、どれかのセットを一つ以上手放す必要はあるかな、とは思っておりますが、それなりに気に入っており、その踏ん切りも付かずにおります。

 

 話は戻り、ウイスキーのことですが、金輪際他に目がいかないように、サントリーオールドを12本購入してみました。普段のペースでは、半年以上持つ計算になりますので、その間は他のウイスキーに浮気せぬよう精進したいと思っております。

安いフィルムがなくなってきた

 さて。

 仕事も家庭も忙しく、全くフィルム写真を撮る時間が作れておりません。

 そろそろ手持ちのフィルムが減ってきたので購入しようかと思い、インタネットサイトを見ているのですが、びっくり高くなっています。

 フジカラープレミアム400 36枚撮り 3本3880円(1293円/本)

 フジカラー200 36枚撮り 3本3980円(1326円/本)

 コダックポートラ160 36枚撮り 5本6180円(1236円/本)

 

 私のインターネット購入で記録があるもので、近年の、古い順に、 

①2017年9月   フジカラーC200 36枚撮り 10本3180円(318円/本)

②2018年3月   フジカラーC200 36枚撮り 10本4200円(420円/本)

③2020年8月   コダックゴールド200 36枚撮り 10本5900円(590円/本)

④2020年11月 コダックウルトラマックス400 36枚撮り 10本6180円(618円/本)

 

 フジカラーC200はすでに販売は終了されているようです。③と④は今でも購入可能なようですが、それぞれ、6700円(670円/本)、8200円(820円/本)に値上げされています。

 

 フィルム写真は、撮影した後に現像が必要です。加えて、ユーザーによっては、プリント、CD等のメディアへの焼き付けを希望するとなると、さらに費用が掛かります。

 ますます、シャッターを切るのに慎重に、慎重にならざるを得ません。かつての、秒間8コマ撮影可能とか、秒間10コマ撮影可能とかのハイレベルフィルムカメラ(もっと高速で撮影できる特殊カメラもありましたが)の連写モードで撮影なんて、金輪際、できる日は宝くじでもあたらない限りできません。

 フィルムの魅力に気づく方が増え、世の中のフィルムの使用量が増えて、フィルムの製造コストが下がれば良いのですが。

 

 

カメラ屋さんからの電話

 さて。

 東京都はまた緊急事態宣言が発令されましたが、皆様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

 本日は家庭の都合で休暇を取っておりました。私にとって、土日祝以外のお休みは貴重です。最近はコロナウイルス感染症の心配からあまり顔を出していなかった市中のカメラ屋さんに顔を出しました。

 私が住んでいる地域では比較的コロナウイルス感染症の状況が落ち着いてきて、人通りはかなり戻ってきたこと、しかし、カメラ屋さんの収益は低迷したままのこと、特にフィルムカメラは売れないこと、フィルムの現像もあまり依頼がなく、デジタルの印刷も低調なこと・・・あまり良い話ではありませんでしたが、久しぶりにゆっくりとお話ができました。

 

 家庭の用事が終わり、自宅でハッセルブラッドを触っていると、電話がかかってきました。先ほど訪れていた、カメラ屋さんからでした。

 「ハッセルブラッドの調子が悪いとお客さんから持ち込まれたが、どこが悪いのかわからない。もし、時間に余裕があれば来て見て欲しい。」とのこと。

 

 夕方からまた外出の予定があったので、そのついでということで訪れました。ハッセルブラッドは、本体、レンズ、フィルムマガジン(フィルムを装着するところ)がバラバラになり、また、それぞれがチャージされた状態で合体させないと動かなくなるという(残念な)特徴があります。特に、本体はチャージした状態で、しかしレンズはチャージしていない状態で装着するとレンズが外れなくなり、重修理となってしまうという恐怖のカメラです。

 私がとどめを刺して壊してしまわないよう、慎重に慎重に状態を見てみると、本体、レンズ、フィルムマガジンいずれもチャージされています。しかし、シャッターボタンを押しても反応がありません。まず、フィルムマガジンを外し、レンズを外してみると、レンズシャッターが勝手に駆動しました。本体のミラーはそこにある(駆動していない)状態。すぐにレンズのチャージを行い(うっかりレンズを装着するとレンズが外れなくなり重修理になっちゃうから)、本体だけになった本体(変な言い方ですね)のシャッターボタンを押しても、反応なし。

 うーん、シャッターボタンの故障か、内部のどこかのグリスが固まって、駆動しないのではないかな・・・レンズもカビが生えているし、フィルムマガジンのモルトもダメになっていそうだし、しばらく置いておかれたからかな・・・どのみち、このまますぐには使える状態じゃない、手を入れないと、とコメントしました。

 

 そっか、やっぱり、故障しているのか、とカメラ屋さんも納得し、私はプリント代をサービスでしてもらって、非常にいい気分。

 ウィンウィンとはこのことか、と思いつつ、また、我が家にも長い間駆動させていないカメラがあるなと反省しつつ、梅雨が明けたらどのカメラを持ち出そうかなと悩むことにしました。

 また、レンズシャッターと本体シャッターの違いがあるとはいえ、ゼンザブロニカS2はレンズの脱着、フィルムマガジンの脱着にチャージうんたらを気にしなくてよいので、いいカメラだな、としみじみ思いました。