さて。
つい、魔が差して、便利ズームを購入しました。AF-S Nikkor 28-300mmF3.5-5.6G ED VRです。
購入した理由は、
①前群と後群にそれぞれちょっとずつカビがあり、家族に内緒で買える値段だった。
②運動会の撮影をしたときに、全体写真から個人の拡大写真まで使える高倍率ズームがあればいいのにと思った。
③マウントアダプターFT1を使い、ニコン1V1につけるとものすごい望遠で撮影できると楽しそうだ。
④え、このレンズ、定価が14万円もしていたの!?!?!?!?なのに、ジャンク品とはいえ、家族4人で回転ずしに行くお値段より安いの!?!?!?!?
まとめると、安くて、楽しそうだったから、に集約されます。
便利ズームを購入するのは2本目です。以前買ったものは、2000年くらいに、タムロン製の28-200mm(2代目だったと思う)ニコンマウントを購入し、ニコンF90XSにくっつけていました。
当時所有していた、トキナー製28-70F2.8と80-200F2.8の焦点距離をカバーするにもかかわらず、28-70F2.8よりも軽いことに感動したものでした。また、オートフォーカスも早く、便利ズーム+AiAF50mmF1.4Dとセットにしてよく撮影したものです。ただ、開放F値が暗いためにぶれやすいことから三脚を併用し、しかし、だんだんとめんどくなり、そのころ目覚めたミノルタMC Rokkorの優しい描写に押されだんだんと使わなくなり、いつの間にか私の手元から去っていきました。それ以来、20年ぶりの便利ズームです。
以前とは環境が変わり、デジタルカメラであればISO感度をフィルム時代より大幅に上げることができ、結果、手持ちでの撮影がしやすく、さらには手振れ補正機能もあり、コーティングの進化により描写性能も(きっと)向上しているはず。
ニコンDfには似合わないので、D750に取り付けることが多くなるとは思いますが、まずは、カビ取りを業者さんに依頼するかどうか(2~3万円はかかる見込み)を見極めるため、しばらくの間、本当に私に合うレンズかどうか、使ってみようと思っています。