フィルムで写真を撮ってみませんか。

「フィルムを使う写真に興味を持つ人を一人でも増やす」ことが目標の一個人の活動

2019年初撮影

 さて。

 正月三が日はお休みではあるものの、親戚回りなどなどしているうちに1日、2日はあっという間に終わってしまい、3日のみ自由時間をもらい、一人で出かけることができましたので、撮り初めを行ってまいりました。

 

 自宅から30分ほど離れたところの滝に行こうと思い立ちました。10年以上前に訪れた際には路面は凍結し、ほぼ氷瀑と化しておりましたが、今年は暖かかったためか、山道も凍っておらず、滝もまた、周囲が氷柱状となっているものの流れがる状態でした。

 

 お供にしたカメラは、露出計代わりのα7に28-70標準ズームのセットと、本命フジカGW690Ⅲでした。

 GW690Ⅲには、大変恥ずかしながら、いつ装填したのか記憶にもないアスティア100が入っており、それも、最後の1枚のみという状態でした。その1枚をさっさと撮り切り、これまた5年前に使用期限が過ぎてしまっているプロビア100Fを装填しました。

 120フィルムでしたので、6×9判ではたったの8枚しか撮れません。デジタルカメラの連写では、1秒で撮り切ってしまう機種もある程度の枚数です。しかし、120フィルムのリバーサルフィルムは、5本で3500円程度。それに、現像代も1本あたり1000円くらいはかかるはず(最近現像していないのでちょっとドキドキしておりますが)。計、1700円/本で、8枚、ということは、200円強/1枚!!!!!そりゃ、慎重にもなります。

 

 ゆっくり時間をかけて、滝のあっちゃこっちゃを見、光の加減を観察し、でも、まぁ、このフィルムは5年前に使用期限は来ているものなと思いつつも、慎重に三脚をセットし、しっかり絞り込んで、レリーズを握りしめ、いっぱしのカメラマン気分を味わってまいりました。