さて。
仕事がなかなかに忙しく、残業して帰ってからカメラを触る気力も起きず、また休日は家族サービスで終わってしまい、写真を撮りに行く時間もなく、ブログを書く余裕もなく、少しイライラして日々を過ごしております。
前回書きました通り、ようやく、オリンパスPEN FVのまともな標準レンズが手に入り、ごく当たり前に、普通に使えるカメラとなりました。
(参考)
http://film-camera-challenge.hatenablog.com/
実は、私が撮る写真の9割(たぶん、それ以上)が、縦位置写真です。私は、片目(左目)の視力が極端に悪く、私の視野が縦位置写真に近いからでしょうか。
ほとんどのカメラは普通に構えると横位置(横長)の写真が撮れるようになっております。たぶん、一般的には、横長の写真を撮る人が多いからなのでしょう。なので、私はいつもカメラを右に90度傾けて、すなわち、右手を下に構えて写真を撮ることとなります。これが、思いのほか窮屈なのです。
縦位置グリップなる、カメラの下部に取り付けて、横位置で撮るのとほぼ同じ感覚で撮るためのアクセサリーも、一眼レフには多く準備されております。かつては、私もニコンF90XSやニコンF4(F4Sとして使う)に常備し、使用してきたところですが、カメラが正方形に近くなり、大きく重くなってしまいます。そしてまた、完全に横位置と同じ操作性が得られるわけでもなく、不満がありました。
しかし、この、オリンパスPEN FVは普通に構えたら縦位置写真が撮れる、私にとっては理想的なカメラです。さらには、36枚撮りフィルムで72枚(実際は75枚くらい)撮れます。
デジタルカメラのオリンパスペンも、このPEN FVのように、「普通に構えて縦位置写真が撮れる」ように、撮影素子を90度傾けてくれればいいのに、と思っております。