フィルムで写真を撮ってみませんか。

「フィルムを使う写真に興味を持つ人を一人でも増やす」ことが目標の一個人の活動

(脱線)普通自動二輪の記録(メモ2)

 さて。

 あと2時間の乗車と、検定を残すのみとなり、うまくいけば、来月早々に普通自動二輪の免許が得られそうなところまでやってきました。

 私は今まで、二輪車に興味を持ったことがなく、この度、免許を取ろうと思うようになったのも、4月以降に転勤になり、現在のバス通勤ではなくなる可能性が高い、そして、家屋の都合上、自動車は家庭で1台しか持てない、だから、二輪車に乗れるようになりたい、しかし、原付では時速30km制限があり、かえって危ない、だから、自動二輪の免許を取りに行こう、大型をはじめから取りに行くのは無理があろうし、小型だと高速道路を走行できず、私の居住地のあたりでは高速道路が災害時の避難路となっているところもあり、積極的に高速道路を走行する気はなかろうともいざというときに走れる、走れないというのは大きな差になるかもしれない、だから、普通自動二輪の免許を取ろう。そして、バイクは車検がなく維持費が比較的安く小型で軽量で多様な車種がある250ccがいいだろう。

 ものすごく、消極的な理由からだったのです。バイク好きの方、ごめんなさい。

 

 しかし、バイクに乗るとなったら、バイクに興味がわいてくるもので、見ていると、同じ250ccであっても、エンジンは単気筒、2気筒、4気筒(現行品にはないらしい)があり、バイクの形もオフロード系、スポーツ系、ネイキッド系、クルーザー系とあり、メーカーも国内、海外様々あることを、バイクを買ってから知りました。

 そして、それぞれに得て不得手があり、「万人に完璧なバイク」はありません。カメラと同じ、ですね。ある人にはニコンF5が最高であっても、別の人には大きく重く取り回しが悪く使いにくく感じるでしょう。ある人にはオリンパスPENが軽くて魅力的であっても、別の人には接写ができず、測距も目測で、露出も勘で、ということに不安を感じ、使いにくく感じるでしょう。

 一台目のバイクは、「乗りやすい、壊れにくい、安い」、これに勝るメリットはありません。一台目のカメラは、「わかりやすい、壊れにくい、安い」、これに勝るメリットはありません。

 ボルティに何年乗れるかわかりませんが、車も20万キロ近くまで乗ってから買い替えたということもあり、ボルティが走れなくなるまで乗るつもりです。問題は、その次のバイクです。

 その時までに、私自身の乗り方や趣味の方向性が定まっていて、それに一番適したバイクが何なのか、見つけられるようになっていればいいのですが。

 少し思っているのは、我が家の車はコンパクトミニバンで、広々乗れるわけでもなく、高速クルージングが快適なわけでもなく、いろんなことが「それなり」な、良い意味でも悪い意味でも没個性的な車です。だからこそ選んだ、とも言えるのですが。

 ですから、バイクは、何らかに特化した、例えばエンジンがめっちゃ回るとか、乗り心地がめっちゃいいとか、何か、突き抜けたものが欲しいです。カメラで例えれば、ニコンFM10のように、小さくて軽くておもちゃみたい、でも、機械式でガバナーの音がする、みたいな風に。