さて。
今年は、ハッセルブラッドがやってきました。
(参考)
film-camera-challenge.hatenablog.com
これ以上、マウントは増やしたくない、でも、増えてしまったので、どれか一つ、マウントを減らそう。ハッセルブラッドを購入した時から、ずっと悩んでいたことでした。
そして、今日、表題の通り、オリンパスOMシリーズを手放してきました。
手放したものは、OM-1とOM-4Tiのボディ合計3台と、21mmF3.5、50mmF2マクロ、90mmF2マクロを含む、オリンパスでも「良いやつ」と言われるレンズ達8本です。
現在、私の主力は、デジタルも含めてニコンFマウントです。これを手放すことはできません。他に、オリンパスOM、ペンタックスK、ミノルタSR、キヤノンFD、中判のオールドブロニカ、ハッセルVがあります。
キヤノンFDはボディ1台とレンズは標準大口径が2本のみで減らすという対象ではありません。ペンタックスKも、数年前に大幅に減らしており、マウント削減というほどのものもありませんでした。
オリンパスOMか、ミノルタSRか・・・ぞれぞれのマウントの主力カメラは、OM-1とX-500です。
OM-1の魅力は、
・金属外装
・機械式シャッター
X-500の魅力は、
・明るく見やすいファインダー
・絞り値、シャッタースピードがわかるファインダー
・絞り優先オートの簡便性
最終的にオリンパスOMを手放したのは、「ファインダーが暗いこと」と、「ファインダー内の情報の少なさ」でした。
実は、オリンパスOMシリーズは、一度手放して、再度買いなおした過去があります。以前手放したのも、ファインダーの暗さが原因(気に入らなかった)でした。
OM-1に、明るいレンズを付ければ、また、OM-3Ti発売時の明るいスクリーンを(改造して)入れていれば、イメージは変わったことでしょう。しかし、私は、オリンパスはレンズも含めて小型軽量であることが魅力であると考え、小口径の小さく暗いレンズを多く持っていました。最終的には、私の理想ではなかった、ということなのでしょうか。
オリンパスOMは、今見てもデザインは秀逸、機能も充実、小型軽量で非常に魅力的なカメラでです。
また、秘蔵っ子としていた、50mmF2マクロや90mmF2マクロは、大きさ重さとのバランスが良い、万能レンズです。
OM-4Tiは、「撮影できる露出計」と揶揄されたことがあるほど、非常に多機能な露出制御系を持ったカメラです。また、外装はチタンで、「チタン」と聞くだけで反応する人も多いのではないでしょうか。凝縮感があり、しかし小さく軽い、また、液晶でドット表示される独特のファインダー表示は、このカメラならでは(OM-3系も、ですが)です。
今まで本当にありがとう。そして、新しい良き所有者が見つかりますように。