さて。
前回の続きになります。世代別に分類した一眼レフカメラのポジティブポイントとネガティブポイントを整理していきましょう。
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①第一世代:一眼レフカメラ黎明期
まだまだ、レンジファインダー機が花形であった時代に一眼レフカメラは誕生しております。まず、一眼レフカメラは、上からのぞき込む、ウエストレベルファインダーという、上下正像、左右逆像のものからスタートしました。
国内の有名どころでは、1952年発売の旭光学のアサヒフレックスなどですね。残念ながら、以前一時期所有しておりましたが、完全破損寸前の状態のものであったため、放出しており、現在は手元にありません。
良いポイント:
その後の一眼レフカメラよりも比較的軽量コンパクト、と思われる(確証なし)。
機構は単純なものが多いため、部品がなくとも整備で修理や調整ができる可能性がある。
人とは違うという満足感が得られる。
悪いポイント:
発売後半世紀以上経過した古いカメラであるため、使用前に整備が前提である。
整備を受け付けてくれる修理会社がどの程度あるのか不明である。
左右逆像のため扱いにくい。
黎明期のものであるため、操作性もこなれていない。
交換レンズや付属品の購入が困難である。
一部ファインダーが交換できるこの時期以降の一眼レフカメラには、ウエストレベルファインダーが販売されていたことから、必ずしもこの時代のカメラにこだわらなくてもウエストレベルファインダーでの撮影が可能である。
次はもう少し、時代を進めましょう。1950年代後半から1970年代中盤のころの主力機のこととなります。