フィルムで写真を撮ってみませんか。

「フィルムを使う写真に興味を持つ人を一人でも増やす」ことが目標の一個人の活動

こだわるべきこと(ペンタックスFA limitedレンズが欲しい!)の続き

 さて。

 先日来、ペンタックスFA limitedシリーズの3本のレンズが欲しい症候群に罹っているところですが、私もカメラやレンズ好きの端くれですので、よく、一般の方(普通の感性の方)から、「どうして複数のカメラやレンズが必要なのか」と尋ねられます。

 現在、我が家にあるカメラのマウントは5種、カメラは20台くらい、レンズのマウントは6種ん、レンズは何本だろう・・・60本くらいありそうです。これとは別に、デジタル専用のソニーEマウント、複数台のコンパクトカメラと、複数台の中判カメラがあります。もしかしたら、異常かもしれません。

 私の基本セットは、広角レンズ一本、標準レンズ一本、望遠レンズ一本の3本体制です。標準レンズ、望遠レンズのうちの一本はマクロレンズにすることも(よく)あります。

 広角レンズは24mmか28mm、望遠レンズは100mmか135mmを気分でチョイスします。広角レンズは、ニコンは最短撮影距離が短いAi-s28mmF2.8を選ぶことが多いですが、他のマウントは24mmを選ぶことが多いようです。望遠側は、小さく軽くまとめたいときは100mmクラスを、大きくても差し支えないときは135mmを選びます。ということで、3本だけのセットでは終わりません。

 超広角レンズは、対角魚眼レンズ、14mm、20mm、21mmがあります。それぞれ、マウントが異なるので、持ち出したい気分のカメラに合うものを、持ち出すこともあります。また、レンズからカメラを決めることもあります。

 望遠レンズは200mmクラスまでです。EDレンズが入ったニコン180mmF2.8、非常に小さく軽いオリンパス200mmF5、先ほどまで持っていることを忘れていたペンタックスSMCタクマー200mmF4の3本ですが、確固たる目的があるとき以外、持ち出すことはありません。

 私の持っている防湿庫は、トーリ・ハン(株)製H-155WDという機種になるのですが、すでに、防湿庫はパンパン。もう、入る余地がありません。収納台数45台位と書いていますからね・・・カメラとレンズを合わせると80台ですから、そりゃ、詰め込みすぎでしょう。

 

 さて、本題の、「どうして複数のカメラやレンズが必要なのか」ですが、私の購入動機は、以下のどれかに分類されます。

①これがあれば、新しい世界が開ける(気がする)から。

②珍品だから。

③世の中の評価が高いから。

④ストレスの発散。

 最も強い動機は①です。STF135mmF2.8T4.5やDCnikkorシリーズはその際たるものです。これらは、他に代わりとなるレンズがありません。これは、どうしても欲しくて仕方がないものです。絶対に買わないと、気が済みません。しかし、買った後は買ったことの満足が大きく、活用できるかどうかは別問題です。

 オークションや店頭でつい買っちゃうってのが、②や③です。地方都市とはいえ、あまりカメラ屋さんがなく、都会に行く機会も少ないので、店頭での衝動買いはここ最近はありません。昨年、たまたま「ライカ」ってやつに触れてしまい、本当に危なかったですが、なんとか耐えました。

 最近めっきり減ったのが、④です。ストレスが減った、なくなった、というわけではなく、購入で解消するストレスよりも、どうやって防湿庫に入れようかと考えるストレスのほうが大きくなったようです。

 では、ペンタックスFA limitedレンズはどれになるのでしょうか。総金属製とか、空気感を映す描写力とか、凝縮感がありかつ小型軽量とか、他にはない魅力が満載とはいえ、「①これがあれば、新しい世界が開ける(気がする)」とまでは思えません。現行品ですから、将来は「②珍品だから」に当てはまりそうですが、現時点ではそこまででもありません。「③世の中の評価が高いから」も事実ではありますが、実は、使っている人を見たことがありません。「④ストレスの発散」で買えるほど、安いものでもありません。

 今年になってからはまだカメラ・レンズ共に購入しておりませんが、2018年は、我が家で勝手にタムロン祭りを開催してしまい、35mmF1.8、90mmF2.8マクロ、70-300ズームの3本を購入しました。2017年は、オリンパス祭りを開催してしまい、21mmF3.5や135mmF3.5、200mmF5、135mmF4.5マクロがやってきました。2016年には、ニコンD750と標準ズームレンズがやってきています。

 ちょっと自重しないと・・・防湿庫がもう一つ増えてしまうことになります。

 

 でも、やっぱり、FA limitedシリーズの3本のレンズが欲しいのです。

こだわるべきこと(ペンタックスFA limitedレンズが欲しい!)

 さて。

 これは、デジタルカメラでもフィルムカメラででも、初めてカメラを買うときは、しっかりと考えて、しっかりとこだわらなければならない、と思っております。

 

 レンズ交換式カメラには、どうしてもマウントという縛りがあります。

(参考)

film-camera-challenge.hatenablog.com

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 最近、私がどうにも、ますます、どうしても気になっているのは、ペンタックスのFA limitedシリーズ、31mm、43mm、77mmの3本です。

 

 ペンタックスは、旭光学→セイコー→ホヤ→リコーと、ブランドがあちこちの会社に移管されています。経営統合とか、買収とか、子会社化とか、あまり私は知識がないのでよくわかりませんが、私の感覚(主観がほとんど)としては、「どうにかこうにか、ペンタックスブランドがかろうじて維持できている状態」ではないかと思っています。

 しかし、ペンタックスは、私にとって並々ならぬこだわりや思い入れを持っているブランドです。

(参考)某P社、ですね。

film-camera-challenge.hatenablog.com

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 経営再編、経営統合が順次なされるということは、徐々に、元々持っていたアイデンティティー主体性よりも経営主体性、すなわち収益主義にシフトされることは明らかです。残念なことではありますが、企業は企業として収益を上げなければなりませんので、仕方がないことです。そうなると、とても収益が出ているとは思えない、FA limitedシリーズは、いつ、切られてもおかしくない、と思っております。

 

 かつて小型軽量で鳴らしたペンタックスが作るフルサイズデジタル一眼レフは、撮影可能状態では1kgを超えます。さらに、先日発売された、トキナーと共同開発だかトキナーOEMだかわかりませんが、巨大超重量級の50mmF1.4、あれを、どうやら今のペンタックス首脳陣は売れると踏んで販売した、ということには大いなる絶望感を感じております。今のペンタックスの開発者や経営者は、私が親しんでいたペンタックス社の方たちとは別人です。ますます、過去から引継ぎ、そして、収益性の乏しいFA limitedシリーズなんて・・・・

 

 できることであるならば、600g級のペンタックスKマウントフルサイズ一眼レフカメラ、FA limitedシリーズの3本のレンズ、往年の名機LXをドンケF-2に入れて携帯し、ゆったりとした時間を過ごしたいところです。

(参考)

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 残念ながら、2019年3月初旬現在、私にとって理想的なKマウントフルサイズデジタル一眼レフカメラは発売されていないので、FA limitedレンズ3本だけでも購入したいところなのですが、いつもシルバーにするかブラックにするか悩んで、最終的な購入に至れておりません。

 

 もしも、私が今から全く新たにカメラ、レンズを購入し、写真ライフを送ることを思い立った状態であるならば、LXとFA limitedシリーズの3本のレンズ、あと重いのはあきらめてK-1Mark2を購入したでしょう。

 マウントアダプターでレンズ遊びがやりやすい時代が来ておりますが、所詮は装着が可能になる程度で利便性は純正使用とは明らかに異なります。初めてのカメラのマウントは、使いたいレンズを重々考えて選ばなければならない、ということは、フィルムカメラの頃からなんら変わっていないことだと思います。

節操無しは利無し

 さて。

 昨日は疲れがたまっていたせいか一日に200歩しか動かない怠惰な生活を送り、本日は子供のイベントごとがあり、撮影にも行けず半ば引き籠りのような生活をしております。

 子供のイベントごとには、どうにも手ぶら(肩ぶら?)で行くことができず、屋外イベントであればフィルムカメラを、室内イベントであればデジタルカメラを持って出かけております。本日は室内イベントでございました。

 

 私が今、所有しているデジタルカメラは、ソニーNEX-5(初代、無印)、動きものを撮らないとき、アダプターでレンズ遊びをするときにはα7(初代、無印)、動きものを撮るときのニコンD750の三機種です。20台ほどあるフィルムカメラに比べると、非常にシンプルな構成です。

 

 α7は発売後早々に入手したので、2013年の年末には入手していました。標準レンズの28-70セットでした。当時の主力デジタルカメラキヤノンEOS5DMark2でした。

(参考)

film-camera-challenge.hatenablog.com

 購入の主な目的は、マウントアダプター経由でいろんなレンズの母艦とすること。いまだに、その目的は十分に果たしてくれています。その証拠に、ソニーEマウントのフルサイズ対応レンズは、購入時のキットレンズのみです。

 何度も、レンズの買い足しや、後継機種「α7Ⅱ」への買い替えを考えたものの、ボディー内手振れ補正は魅力ではあるが、それ以上、買い替える理由が見当たらないため、購入に至っておらず、さらなる後継機種「α7Ⅲ」は、バッテリー互換性がなくなってしまったため、NEX-5との併用にも差し支えることから、ますます買い替える気が薄らいでおりました。

 

 そんな中の、怒涛のフルサイズミラーレスカメララッシュ。当初も今も、さしたる興味はないものの、もし、がいくつかあれば、キヤノンニコンのミラーレスカメラを買っていたのかな、とも思うこともあります。

(参考)

film-camera-challenge.hatenablog.com

 

 

 もし、α7を購入しておらず、キヤノンEOS5DMark2を使い続けていたら、キヤノンのフルサイズミラーレズが非常に魅力的に思えたことでしょう。レンズのオートフォーカスや自動絞り、手振れ補正も使えるのですから。

 もし、α7を購入しておらず、キヤノンEOS5DMark2からニコンD750にのりかえていたら、ニコンのフルサイズミラーレズが非常に魅力的に思えたことでしょう。レンズのオートフォーカスや自動絞り、手振れ補正も使えるのですから。

 

 残念ながら、α7がすでにあり、傷傷だらけで手放してもさしたる値が付くとも思えず、かといって持っている専用機材はキットレンズのズームレンズと、社外品のストロボのみ。ただ、優秀な部下ともいえる、小型軽量のNEX-5というお散歩カメラがある。なかなか、買い替えるわけにもいきません。

 

 デジタルカメラ遍歴が、ペンタックスに始まり、キヤノンソニーニコンと渡り歩いた、節操無しの私には良いことがありません。

 今の私の構成であれば、ニコンのミラーレスとニコンの一眼レフが、バランスが良いのでしょうが、愚痴を言っていく先もありません。

 

カメラバッグの話

 さて。

 そういえば、今までに一度の触れていない話題がありました。カメラを持ち出すときに使う、カメラバックのことです。

 

 以前はさらにいくつか持っていましたが、長年の使用で破損し、処分したため、今は6個となっています。タイプで分けると、3種類です。リュックタイプが1個、スリングタイプが1個、ショルダータイプが4個です。

 リュックタイプとスリングタイプは、ロープロ製のものです。ショルダータイプは、ロープロの小型が1個、ニコンD750を買ったときにおまけでもらった小型が1個、ベネトンの比較的大型が1個、ドンケのF2が1個です。

 最も多く使用するのは、ロープロのスリングタイプです。リュックタイプも同様の大きさのものを購入したのですが、いずれも2気室構造であるものの、スリングバックは下部気室(カメラ機材収納部)が大きく、リュックタイプはやや上部気室(着替え等収納部)が大きいため、撮影となると、スリングバックのほうが使い勝手が良いのです。一泊旅に出るのであればリュックタイプのほうが使いやすいのでしょうが、一泊旅行となると車で行くことが多く、結果、スリングバッグはカメラ機材専用とし、別に着替え等を入れるバッグを準備することとなり、リュックはほぼ使用していないのが現状です。

 ショルダータイプのうち、ニコンのおまけでもらったものは、NEX-5と小型ビデオカメラ等、完全なファミリー仕様に徹するときにしか使用しておりません。

 ロープロの小型バッグは、かつてオークションでカメラを購入した時に、梱包資材としてやってきたものでした。これが、案外、使い勝手が良いのです。標準程度のレンズをつけたカメラ1台と、他にレンズ1本。小さいレンズなら、2本。ポケットが別に一つあり、そこに露出計とフィルムと、念のための交換電池。これで、いっぱい。

 ベネトンのカメラバッグは、今あるバッグの中では最も古いものになり、20年近く使用しています。きっかけは、中判カメラを使用し始めたこと。ブロニカS2(標準レンズ付き)と、レンズ3本、フィルムを収めるために購入しました。以降、かなり使っていたものの、ついに昨年、止め金具が壊れてしまい、退役を考えております。

 ドンケF2は、ベネトンのカメラバッグの後任候補として入手しました。手始めに、中古品です。以前から持っていた、と言い張るのにも中古品は都合がよいのです。本当に良いと思えたら、改めて新品を買おうと思っているところです。

 このカメラバッグは、報道カメラマンであったドンケ氏(米国人?)が、自身が使い勝手の良いカメラバッグを求めるあまり、作ったもの、ということになっております。その中でも、このF2はその初代にあたるもので、1970年代後半からほぼ形態を変えずに製造、販売され続けているものとなります。

 私がこのバッグに目を付けたのは、軽量であること。たったの1.2kg。キャンパス生地で、外部からの衝撃吸収性は乏しいとされていますが、私の性格上、ハードにバッグを投げたりぶつけたりすることはまずありませんので、十分と判断しました。

 

 届いたバッグを見てみると、思ったよりも小さく、中には、「レンズを4本収めなさい」と言わんばかりの田の字型に分かれたクッションがあります。正規販売店のホームページでは、レンズを外した状態のカメラボディーを左右に収め、真ん中に田の字型クッションを設置し、レンズ3本とストロボ(フラッシュ・スピードライト)を納めている写真が掲載されています。田の字型のクッションは、幅21cm、奥行き16cm、高さ20cm程度です(実測のため多少の誤差があると思います)。最近のものは中のクッションが取り外し可能となっているようですが、私が入手したものは均等4スペースに分ける仕切りがあります。

 そのため、直径が8cm(80mm)を超えるレンズは、非常に収納しづらいのです。この80mmとは、単純にレンズの口径ではなく、フードも含めた径となります。

 最近の標準ズームレンズでも、「高性能」とうたっているヤツは、77mmかそれ以上の口径です。小型軽量を売りにしていたはずのペンタックスが、最近発売した「標準レンズ」は、50mmF1.4でありながら、最大径80mm、重さは910gです。高性能をウリにしている、シグマ50mmF1.4は、最大径85mm、重さは815gです。さらに、フードが加われば、とてもとても、私のドンケF2田の字クッションには納まりません。

 

 私の感覚では、50mmF1.4は、フィルター径が49mmから55mm程度ではないかと思っておりました。私がよく使う、24mmF2.8、135mmF2.8、50mmF3.5マクロレンズも、みんな、ほぼ同じ太さ(135mmは他のレンズの2倍程度の長さ)です。これらであれば、レンズをつけた状態のカメラ本体1台と、他にレンズが4本、あるいは、3本+ストロボ(フラッシュ・スピードライト)が納まります。

 

 デジタルカメラの時代となり、レンズは巨大化、重量化の一途をたどっています。それは、画質への飽くなき追及を行った結果であり、手振れ補正機構や俊敏なオートフォーカス機能のためになった結果であり、一概に否定できるものではないことも十分承知しているつもりです。

 しかし、忘れていませんか。そのレンズを、持ち運ぶ必要があるということを。

 かつて、京セラが目指したコンタックスオートフォーカスのNシリーズを、みんなでレンズがでかい、でかすぎる、こんなにでかいの、だれが使うのかと言っていた(思っていた)ことを。

 

 私は、持ち運びに苦労するようなレンズは、要りません。

旅するカメラ(もしも一人で車を使わない国内旅行に行くのなら)

 さて。

 前回は、以下の妄想記事を書いたところではございますが、残念ながら、我が家には幼児がいるし、夏には二人目も産まれそうなので、私が産むのではないから、と大手を振ったら、おそらく、槍が降ってくることでしょう。

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 現実的には、一人で、国内旅行に行けるかどうかが、今の我が家の現状です。

 

 では、もし仮に、「一人で行って良し!」ということになったら、どうしましょうか。

 我が家には車が2台ありますので、1台は使えるかもしれませんし、私のほかに車を使う者が2人いますので、使えないかもしれません。地方で生活していると車がない生活は考えられないところではございますが、都市部では車のない生活もまた、ごく一般的と聞きますので、車を使わない国内旅行に行くのなら、という仮定としましょう。

 車を使わないとなると、公共交通機関が主体となります。公共交通機関では、荷物は大きめのリュックサック1個と、手荷物を入れる小さなショルダーがちょうどいいところでしょう。そして、リュックサックは、カメラバックもまた兼ねることとなるでしょう。

 衣類は下着とタオル程度とし、どうしても汚れて替えが必要になるのならば、国内であればどこででも現地調達が可能でしょう。

 撮影機材もまた、カメラは一台。壊れてしまったら、現地調達をするしかないでしょう。なるべく、壊れそうにないものをチョイスしたいところです。軽さと堅牢さを兼ね備えたもの、が理想的です。

 レンズは、広角レンズと標準レンズは欲しいところ。望遠レンズは、あまり長焦点だとブレの心配が出てきますし、三脚を持ち運ぶこともあまり現実的ではないので、中望遠まででしょう。

 カメラとレンズ3本がバランス的に良い落としどころとなりそうです。

 私の所有カメラ、レンズであれば、以下のものがチョイスに挙がります。

オリンパスOM-1と、28mmF3.5、50mmF1.8、135mmF3.5

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ニコンF3と、Ai-s28mmF2.8、Ai-s50mmF1.4、Ai-s135mmF2.8

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ペンタックスLXと、SMCT28mmF3.5、50mmF1.4、105mmF2.8

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ミノルタX-500と、NMD24mmF2.8、NMD50mmF1.4、NMD135mmF2.8

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 しかし、①のセットは、他のセットと比べて小型軽量ではありますが、レンズが暗いだけでなく、カメラのファインダーも暗く、ちょっと気分まで暗くなりかねません。

 しかし、②のセットは、他のセットと比べて大きく重くなってしまいます。

 しかし、③のセットは、実絞り撮影となること、ネジネジマウントでレンズ交換がおっくうになってしまいます。

 

 ④のセットには死角がありません。強いて、強いてイチャモンをつけるのであれば、カメラ、レンズ共にプラスチック外装で高級感がないということになりますが、それを上回る、写欲をそそるファインダー、心地よいねっとりとしたピントリング、パリッと小気味よいシャッター音、そして、小型軽量を兼ね備えております。

 

 私が、もしも一人で車を使わない国内旅行に行くのなら、④のセットで行きます。

 最後まで、黒ボディーで行くか、シルバーボディーで行くかを、悩むことでしょう。

 

旅するカメラ(もしもインドに行くのなら)

 さて。

 平日は年度末が近づくにつれ仕事が忙しく、休日は家族と過ごす時間が多く自由時間がなく、妄想で現実逃避をする程度となっております。

 

 先日、「旅するカメラ」(渡部さとる氏著)という文庫本を購入しました。書き出しの「もし旅に1台のカメラを持っていくとしたら・・・・・・。」というフレーズに、自問自答がしたくなったのが、購入の動機です。

 

 最近、なぜだか、インドへ行きたいと思っております。きっかけは2つ。1つは、妻の大学時代の友人にインド人が多く、私もそのつながりでお話しする機会があったこと。もう1つは、私の大学時代の友人に、学生時分の頃インド旅行を誘われたものの、「腹が弱い」ことを理由に断ってしまったことを、インド人と話をしたときに思い出したこと。

 もし、インドへ行くとき、カメラはどうしたらよいのでしょうか。

 ずっと一流のホテルに滞在するのであれば、ヨーロッパでもいいはずです。たぶん、素のインドが見たいから、私はインドに行きたいようです。そうなると、ホテルには、デジタルカメラを充電するための電源はないかもしれません。充電できなければ、電気で動くデジタルカメラは非常に不安です。

 しかし、フィルムカメラだと、フィルムがかさばるため、多くは撮影できません。

 また、行ったことがないので偏見ではありますが、スリ、強盗に会う可能性も、国内より高いでしょう。きっと、大きな荷物や高価なカメラ(高価に見えるカメラ)は避けるほうが良いでしょう。

 

 私の所有カメラの中では「オリンパスPEN S」が最適と思いました。

 最近の、デジタルカメラではございません。1960年に発売された、ハーフサイズのカメラです。

 これなら、電池がいりません。

 これなら、軽くて小さいので負担になりません。

 これなら、36枚撮りで72枚撮れます。

 私の写真の9割は縦長写真で、これなら、普通に構えて縦長写真が撮れます。

 これなら、盗られる心配は少ないし、盗られてもまだ我慢できます。

 露出計も距離計もありませんが、ISO400のネガフィルムであれば、何とかなることでしょう。

 

 ただし、大分くたびれているので、分解調整からしなければなりませんが。

カメラの話(個別第十回-2) ミノルタSRT-super(第二世代)

 さて。

 このカメラは、私の中ではお守り的な位置づけで、常用しているものではないのでなかなか記事を書きにくいのですが、5番目にアクセスが多いカメラなので。

ミノルタSRT-superでございます。

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 年始早々に、晴れ着の若い女性が、一眼レフカメラらしきものをたすき掛けにしていらっしゃいました。おお、一眼レフカメラかと思い、よくよく見ると、オリンパスOM-Dシリーズのことが多いのですが、見た感じ、ちょっとでっかい。よくよく見ると、アサヒペンタックスSPでした。

 SRT-superの前身、SRT-101の発売時期は、このアサヒペンタックスSPと同じ、1960年代~70年代前半だと思いますが、あまり、このミノルタSRTシリーズは紙面記事やインターネット上にも取り上げられていない気がします。これは、不当だ!

 かなり昔にアサヒペンタックスSPを所有していましたので、比較記事としてみましょう。大きさ、重さ等は所有書を参考(アサヒカメラニューフェース診断室、ペンタックスの軌跡、ミノルタの軌跡)とします。

 

 まず、スペックについて

・シャッター:布幕横走り式シャッター(同じ)

シャッタースピード:1秒から1/1000秒(同じ)

・大きさ、重さもほぼ同じようなもの

 

 ペンタックスSPの優位点

・デザインがいい。

・巻き上げレバーの操作性が良い。(ただし、巻き上げ角度は大きい)

・中古市場でのタマ数が多い。

・ファインダーの角が直角。(SRTは丸い)

 

 ミノルタSRT-super(101)の優位点

・露出が分割測光で、安定感に勝る。

・ファインダー内で設定シャッタースピード(superは加えて絞り値)がわかる。

・レンズの交換がバネヨット式で楽。さらに、M42マウントもアダプターで使用可能。

 

 随分と主観は入っておりますが、少なくとも、SRT達がペンタックスSPより明らかに劣るとは言えない、良いカメラだと思います。また、ファッショナブル性は個人の主観によるところが大きいものの、どちらのカメラも、今では肩から下げているだけで「こだわっているぜ」感がプンプンですので、ペンタックスSPにこだわらず、若い方にはほかにも良いカメラがいっぱいあることに気づいていただけたらと思います。金属製機械式シャッターの第二世代カメラは、確かに趣味性は高いのですが、ファインダーが暗くて見えづらいことや経年劣化の状況を考えると、必ずしもベストチョイスとは言い難いものです。

 ともあれ、フィルムのカメラが使われている(ファッションとして、かもしれませんが)ことを、うれしく感じました。