さて。
ますますフィルムが高くなってきました、おまけに、こちら(地方)ではブローニ版のリバーサルフィルムは中20日という信じられない状況になっております。
そろそろ、覚悟をきめて、デジタルカメラでフィルムの色を追求しようと、年始来四苦八苦しており、ようやく、なんとなく形になってきました。
フジフィルム社製のカメラであれば、フジフィルムのカラーテイストを再現したフィルムモードが各種搭載されています。しかし、私が今までで一番多く使用したフィルムは、コニカミノルタ製の「SINBI200」でした。もともと、アマノジャクテイストですので、主流から反したところに快感を見出すのもあり、フィルムはコニカだ、リアラエースよりもコニカインプレッサだと、ヘンチクリンなこだわりを持っていました。2000年代初頭、とても、安かったのです・・・当時私は学生でしたので、フジフィルム製のリバーサルフィルム、例えばベルビアやプロビアよりも、感度がやや高く、圧倒的に安い、感覚としては半額くらいのこのフィルムをメチャメチャ使っていました。
残念ながら、コニカミノルタはカメラ部門から撤退し、それを継いだ(と思っている)ソニーからはフィルムシュミレーションは出されておりません。たぶん、出ないのでしょう。そこで、ニコンD750、D300の設定をいじり、いじり、いじり、なんとなく、私の記憶にあるSINBI200に近いテイストを出すことができるようになってきました。
ところで、今回導入したカメラは、フジフィルム製のGFX50S2(標準ズームレンズセット)です。
カラーは前述の通り、概ね、コニカミノルタSINBIだと思える設定ができたのですが、白黒はあまり真剣に取り組んでいなかったので、どーにもイメージが出てきません。白黒は、フジフィルム様にお願いしよう、どうせなら、APSCフォーマットではなくラージフォーマットで諧調を豊かにし、どうせなら、昔のレンズをアダプターでくっつけて本来のイメージサークルを超えて撮影させてやろう、というのが表向きの動機です。
裏向きの動機は、仕事がハードで、家庭でもいろいろあって、もう、なんか高いやつを買ってやる!ということでございます。
最後に新品購入したデジタル一眼レフはニコンD750で2016年12月、その前がソニーα7(初代)で2013年12月でしたので、7年半ぶりですから、まぁ、頑張ったほうではないでしょうか。間に中古デジタル一眼レフがいっぱいやってきていることは、まぁ、さておき。
初めての中判デジタルライフはどうなることやら。
しかし、交換レンズが高すぎて泣きそうです。