さて。
コロナ禍の中、皆様、ご無事にお過ごしでしょうか。
本日は、長女の入学式でした。先日来、ソメイヨシノが満開でしたので、久しぶりに中判カメラ「フジカGW690Ⅲ」を引っ張り出し、ベルビア100の120フィルムを詰め、ようやく8枚目の撮影を終え、現像にカメラのKムラへ持っていきました。
最近は、仕上がりは中5日(土日祝除く)ということで、ちょうど1週間後に受け取り、ということだったのですが、
「今日、本部から連絡があり、現像の納期は未定とのことですので、また電話します。」
とのことでした。
緊急事態宣言が出た都府県でしか現像できないのかもしれませんが、すぐに見られるよう(シェアできるよう)、デジタルカメラでも撮影しているので、大きな支障はないのですが、強いて言うなれば、「引換券を無くすかもしれない」リスクが上がります。
ネガフィルムであれば、私がよく言っているカメラのKムラに現像機があるはず(動いているはず)なので、翌日には仕上げてもらえるのですが、リバーサルフィルムの需要は激減しているのでしょうね。
以前に比べてフィルム全般が非常に高価になったのは、需要が減り、企業の製造コストが上がったからやむを得ないことですが、120のリバーサルフィルムが1本1000円程度、現像代が1000円程度、合わせて2000円ほどかかります。それで、フジカ690ではたったの8枚、ゼンザブロニカS2でも12枚しか撮れないので、シャッターを押すときはこれでもかというくらいドキドキします。
しかし、現像から戻ってきた写真を見ると、出来栄えはともかく、6cm×〇cm(フジカ690の場合は6cm×9cm)の圧倒的な大きさの透過写真には、目を見張り、やはり、リバーサルフィルムは、ルーペで見ないとよくわからない135判よりも、中判がいいな、また、撮ろう、と思えます。
さてさて、現像の仕上がりが少し先になりそうですが、楽しみが先のべになったと思い、気長に待とうと思います。