さて。
本日は、七五三でした。我が家にも7歳の娘がおりますので、昨日、神社でお祓いを受けてまいりました。私の兄の娘、つまり姪も7歳ということで、 一緒に神社へ行きました。
私は実家から50kmほど離れたところに住んでおり、仕事場も実家と真逆の方向、土日が休みですが子供の習い事があること、新型コロナウイルスのことから、両親や兄一家と会うのはお盆以来でした。親戚が少ないので、久しぶりにほぼ親族一同がそろうことになりました。
前回の七五三も同じように兄一家とともにお祓いを受け、撮影をしたのですが、その時はデジタルカメラとフィルムカメラ、フィルムカメラはフジカ690を使用した中判撮影を行いました。しかし、今回は、デジタル撮影のみに専念することにしました。その理由は、「(前回はいなかった)二人目のちびっこがおり、カメラ2台の取り回しが大変と見込まれたため。」です。
カメラはデジタル一眼レフカメラ1台、レンズは35mmと105mmの単焦点レンズ2本で、あとは集合写真用の三脚のみです。
お祓いも予定時刻に始まり、お昼前に終わり、皆で集合写真を撮りました。兄は立派な中判デジタルカメラを持ってきておりましたが、オートホワイトバランスがどうにも調子が良くない、私のデジタルカメラで撮ってデータをくれ、ということになりました。
本日、先日ご紹介いたしました「シルキーピクス」で調整を行い、早々に両親、兄一家へデータを送りました。
フィルムで撮影すると、「フィルム」という現物が残り、保管に気を配れば退色は免れられないもののかなりの長期にわたり保管することができます。長期的な保管、という面では、クラッシュですべてのデータがなくなりうるデジタル撮影より有利と思われます。クラウドに保存すればよいではないか、としても、クラウドサービスが永遠かどうか、そのデータの永続性には未だ疑問が残ります。
半面、昨日撮影、本日調整のうえ送付という迅速性はデジタルであればこそのものです。当方の地域でリバーサルフィルムで撮影を行うと、その現像には中2週間がかかります。ネガフィルムであれば当日現像が可能なショップがありますが、昨日中に現像に出すことは困難でしたし、ネガフィルムからの色調整には私が不慣れなこともありますが、すぐにできたかどうかはわかりません。
今回は、保存性よりも迅速性、そしてそれをデータでやり取りすることに主眼を置き、デジタルで撮影を行いました。
ちなみに私は、デジタルカメラで撮影を行ったデータは、外付けハードディスク4台にコピーを保存し、また、別な1台(別の場所に保存)に、一か月ごとにバックアップを取る体制としております。また、外付けハードディスクの4台は、一年に1台毎更新し、容量不足とクラッシュに備えております。
家族はそこまでする必要はないのではないかと思っているようですが、これでも本当に十分かどうかは定かではありません。