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フジフィルムGFX50S2のこと

 さて。

 先日、フジフィルムGFX50S2を購入しました。ミラーレスデジタル一眼レフカメラに分類されるのでしょうが、普通のやつと違うところが、撮影素子(今の一般的なのでいうところのCMOSなのかな)が、フルサイズ(24mm×36mm)よりも大きい、32.9mm×43.8mmを採用しており、多くの光をとりこめることから、諧調が豊かで空気感が表現できる、と言われています。

fujifilm-x.com

 

 しかし、それがため、カメラ本体もレンズも、でかい&高いというデメリットもあります。

 今回購入しましたGFX50S2は、シリーズの中ではエントリー機種に該当し、上位機種には画素数1億、オートフォーカス機能が強化されたものもありますが、財政上また、パソコンの性能上、私の身の丈には合いません。今回購入のものでも、本体+標準ズームレンズ(フルサイズ換算で28-56mm、とは思えない太さ)セットで50万円弱。そこから、販売店の何でも下取り(事実上の値引き)が5万円、メーカーキャッシュバックが令和6年3月末までの購入で5万円、結果、約40万円。私の経済感覚では、かなり、高い。しかし、今後さらなる物価高になると、後継機種はもちろん、この機種も値上げされる可能性もあり、二度と手が届くなるかもしれない。

 さらには、間が悪いことに、ペンタックス社製645用レンズの80-160と150-300のレンズ、さらには1.4倍のテレコンバーターが合わせて35000円ほどで売られており、あまりの気の毒さに衝動買いをしたものの、あらら、使えるカメラがないぞな、と。ペンタックス645デジタルシリーズは大きく重く、ちょっと私の手には負えない、となると、アダプターで使おう、となると、フルサイズよりもでかい、ラージフォーマット、となると、フジGFXシリーズ、となると、GFX50S2しか選択肢にありませんでした。

 

 とてもじゃないけど、純正の交換レンズは高すぎて当分買えません。年1本ずつでも買えればいいけど、それでも、かなり、厳しい。

 当分の間は、

①手軽にはキットのズームレンズを

②マジモードのときは、ハッセルやペンタ645のレンズを

③変態モードのときは、オールドブロニカニッコールレンズを

④刺激が欲しいときは、ニッコールロッコールの135判カメラ用レンズを

 と、運用していれば、私の寿命の大半が過ぎるのではないかなーと、期待しております。

 

 ただ、GFXマウント用のアダプターも、十分高いことにショックを受けています。