さて。
まず、カメラを断捨離したわけではございません。なにせ、この間、防湿庫を増設したほどですので。
(参考)
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残念ながら、修理を依頼したハッセルブラッドのフィルムマガジンは未だ修理が完了せず、手元に戻ってきておりません。
(参考)
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私はフレーミングの確実性、システムの拡張性から、一眼レフカメラを好んで使っております。所有する一眼レフカメラでないカメラは、ローライ35S、ニコノス5、フジカGW690Ⅲくらいでしょうか。
ニコノス5は水中カメラで非常に特殊なものです。
(参考)
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フジカGW690Ⅲは6cm×9cmの、我が家では最大のフォーマットの中判カメラです。
というわけで、我が家で最も普通の一眼レフカメラではないカメラは、ローライ35Sです。
(参考)
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ローライ35Sは、ファイダーはありますが距離を測る装置はなく、ピント合わせは目測、つまり、勘と経験で、被写体までの距離を目で測り、その距離を設定、撮影します。露出計は付いておりますので、ある程度それを目安にして絞り値、シャッタースピードを設定します。
今回、私はさらなる機能を削減したカメラを入手しました。
それは、オリンパスペンSです。
ピント合わせは目測、露出計もないので露出も勘。これ以上ない、シンプルなカメラです。そして、撮影は一般的な135判フィルムを使うものの、そのフォーマットはハーフサイズ、つまり、通常の1/2の面積で撮影します。そのため、36枚撮りフィルムでは72枚撮影できるため、近所で撮影をする程度であれば、予備のフィルムも不要、カメラ本体だけでプラっと外出できる、最小の断捨離カメラです。
問題は、一眼レフでのピント合わせと、内蔵露出計や外部露出計に慣れちゃっていて、勘がろくすっぽ働かないので、まともに撮影できているかどうか、なのですが。