さて。
今日の出来事。お昼休み、いつもの定食屋がさほど混んでいなかったこともあり、早々に昼食を食べ終わったので少し散歩をしました。散歩コースには、中古カメラを扱う昔ながらの街のカメラ屋さんがあります。
昔は値切ったり、ストラップをおまけにもらったりと色々やりあっておりましたが、店員さんも私も、それから一昔以上の月日がたっております。
先月、気まぐれに行ったときには、ミノルタの輸出専用レンズMC rokkor50mmF1.9があり、絞りに粘着きがあるものの、フィルター径52mmのミノルタはレア物だと確信し、買ってしまいました。
今日、覗いてみると、おお、格好いいのがあるじゃん。コンタックスRTS初代機でした。外見はピカピカ。売価は消費税込みで樋口さんを少し下回る。しかし、店員さんの姿はない。そして、時間は昼休み終了の15分前。職場までは早歩きで8分といったところか。
少し待つか、いや、店員さんが戻ってきても精査する時間はなかろう。さらに、私はコンタックスへの造詣は深くない。RTSとRTS2の違いもよくわからないし、弱点も知らない。ここは、定時まで働き、定時になってもまだ姿を思い出すことができるほどの心残りがあれば、終業後すぐに再訪しよう・・・
定時になって、いそいそと、たぶん、周りからすれば不審者のように、退社し、急いでお店に向かいましたが、RTSの姿はなく、すでに売れていったとのことでした。
カメラは大好きであり、国産メーカーは一通り使った、と言いたいところではあるもののコンタックスだけは縁がなく、所有したことはありません。今回こそはと思ったものの、またしても、フラれました。
中古カメラは一期一会。欲しいと思った時が買い時です。