さて。
昨日は、
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で、カメラを買いそこなった残念なお話をいたしましたが、よくよく考えてみると、実家から発掘する、もともと持っていたものを使ってみる、知り合いからもらってみる等、無償で入手する以外の、購入する等の方法の詳細については、
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で触れていなかったことに気が付きました。今回は、①どこで、②だれから、③どういうカメラを購入すれば良いのかをお話しします。
①「どこで」について
「対面販売」と、「非対面販売」に分けられます。対面販売は、実店舗で現物を見て店員さんと対話しながらの購入のことですね。非対面販売は、今の主体はインターネットでの購入になりますね。昔はカメラ専門雑誌があり、そこの後ろにカメラ店の広告があり、ずらーーーっと在庫と販売価格が書いているページがありましたが、今はもう廃れていることでしょう。
②「だれから」について
「事業所」からと、「個人」からとに分けられます。事業所は、カメラ専門店と、リサイクルショップや質屋、中古屋、ジャンクショップなど、様々な中古品を取り扱っているお店とに分けられます。
③「どういうカメラ」について
その後の説明で第一世代、第二世代、第三世代、第四世代に分けてお話をしましたが、フィルムカメラのほとんどが生産中止になりある程度の年月が経ってしまったため、ほとんどのカメラがメーカーでの修理不能となってきております。修理専門業者で修理ができるもの(もちろん、状態によって修理不能のものも多くありますが)は、第二世代のもののうち、布幕横走りシャッターという比較的古い設計のものや、第三世代のうち永く販売され流通在庫が多いもの、第四世代で最近まで販売されていたもの、といったところですね。今回の「どういうカメラ」は、「修理可能なもの」と「修理不能なもの」に分けます。
最も安心な①②③の組み合わせは、「対面販売」の「カメラ専門店」から「修理可能なもの」となり、最もリスキーな、「非対面販売」の「個人」から「修理不能なもの」を購入するのに比べ高価になります。
意を決してフィルムカメラを買うのに、リスキーなものを購入、結果が残念なことになると、気分は萎えてしまいますよね。しかし、私のように都市に住まない者にとっては、対面販売のカメラ専門店で好ましいカメラを選ぶことはレアチャンスです。実際、「非対面販売」で購入せざるを得ないこともありえますが、その際には、「保証の有無」を確認しましょう。フィルムは撮影後に現像するという作業が必要になりますので、「保証期間1週間」というのは短すぎます。最低でも1か月程度の保証期間があるものを選びましょう。
一台目は、確実に撮影できる、安心なものを入手してください。もしくは、ほとんどの第二世代のカメラは、製造からすでに30年以上経過していますので、「修理可能なもの」を購入し、購入後すぐに修理専門業者で修理または分解清掃等、手を入れるということもアリかと思います。その場合、私の最近の例では、ニコンフォトミックFTNを無償で入手、オーバーホール:2万5千円程度、あるいはオリンパスOM-1購入:8千円程度、オーバーホール:2万円程度かかっております。これで、1970年代のカメラが、何の不安もなく、使うことができるのです。
地方で中古カメラを現物を確認して購入できる店舗のおすすめは、カメラのキタムラさんです。全国に約800店舗展開しており、希望する中古カメラ・レンズが他店にあれば近隣店舗に配送してくれます。現物を確認し、問題点があれば購入しないことももちろん可能です。初めてカメラを買うのに、店員さんがチェックしてくれるというのは大きな安心ポイントだと思います。保証付きのカメラもたくさんあります。
ちなみに、株主になりますと、プリントサービス券や優待券、系列スタジオでの撮影割引券もいただけます(平成29年現在)ので、オススメです。
ただ、たびたび出入りしていると、「〇〇さん、今日、こんなカメラが入ったよ、どう?」と声をかけられ、カメラが増えていく危険性もあります・・・・