フィルムで写真を撮ってみませんか。

「フィルムを使う写真に興味を持つ人を一人でも増やす」ことが目標の一個人の活動

カメラの話(コラム第四回-4)カメラと、バイクと、私。(バイク一年生卒業と、初めての立ちごけ)

 さて。

 中型二輪免許を取得して1年間が経ちました。ようやく1年目、という日に、初めての立ちごけをしてしまいました。

 行きつけのワーク〇ンに、冬用の手袋がボロボロになったので、買い替えのため、開店時刻である7時に寄ったときのことです。

 私はいつも、バイクから降りるときに、左足でサイドスタントを出して、左へ降りていくのですが、いつものように操作したつもりが「カタンッ」という音がしました。

 さほど気にせずそのまま、サイドスタンドへバイクを預けようとするも・・・・預けられない、、、、そのまま、うおおおお、と思っているうちに、徐々にバイクは傾き・・・・ゴチッ

 非常に格好悪い、立ちごけです。幸い、そっと置くように横倒しにできたので、バイクへのダメージはゼロ。ただ、お店の中から外を見ていた店員さんの口はアングリ。

 ま、まぁ、そんなこともあるさね、というわけで、気を取り直して店内に入り、物色、良さそうな感じの手袋と、振動で足がしびれるので厚めの靴の中敷きをGETし、早々に退散しました。

 

 幸い、立ちごけではリュックサックを背負っていたものの中身をぶちまけるどころか、リュックサックを地面や壁にぶつけることもありませんでした。もう、これなら、リュックサックにカメラを入れても安心です。

 

 小さく軽いため、リュックサックにはオリンパスPEN EES2を入れてうろうろしていたのですが、距離が目測であること、最短撮影距離が90cmであること、操れる楽しみ(喜び)がないことから、小さからぬ不満も持っていたところでした。やっぱり、一眼レフがいいなぁ・・・

 昨年末、使用に差し支えないオートフォーカス一眼レフカメラニコンF70DとニコンU2の2台を格安でGETしており、しかし、その活躍の場を与えることができていませんでした。マニュアルフォーカスでも良いのですが、手軽なオートフォーカスが肩の力を抜くにはちょうどいい気がしました。残念ながら、マニュアルフォーカス用レンズはそれなりに一そろえ持っているものの、オートフォーカスの小さなレンズ、となると、魚眼レンズしか所有していません。そこで、バイクで持ち出しても負担にならない程度のオートフォーカスレンズを選定しました。F70Dでも使いたいので、ニコン「G」レンズでは絞り優先オート露出ができません。「S」レンズか「D」レンズからの選定としました。

候補は、

1 ニコンAiAF35mmF2D

2 ニコンAiAF28mmF2.8D

3 ニコンAiAF24mmF2.8D

4 ニコンAiAF50mmF1.8(DかS)

 

 1は、かつて所有、非常に愛用しておりました。当時は、ニコンF90XSにつけて、色々持ち出していました、よく考えてみると、そのころは車もバイクも持っておらず、自転車で持ち運んでいました。バイクで出かける際にも最適に思えました。しかし、中古で安く買おうと思うと、残念ながら曇っているレンズが多いようです。長く使うことを思うと、今はクリアーでも曇ってくるかもしれません。精神衛生上よろしくありません。

 2は、1万円程度で購入できそうで、非常に良い選択肢に思えました。早速、有名カメラ店にて発注したのですが、残念なことに、売り切れでした。アラを探していると、私はマニュアルフォーカスのAi-S28mmF2.8を所有しているのですが、マニュアルフォーカスレンズの最短撮影距離は20cmに対し、このレンズは25cmのようです。「寄れることは能力である」と思っておりますので、少し、気分がなえてしまいました。

 3は、超広角の入り口になるためか、あまり数がありませんでした。そして、一本のみにするには、少し広角過ぎて、遠近感が誇張されます。さらに、私は24mmに苦手意識があるので、避けるようにしました。

 4のうち、特にDレンズは155gとかなり軽いことが最大の魅力です。このレンズの後継機種のAF-S50mmF1.8Gは持っておりますが、体積は随分小さいこと、かなり歴史を持ったレンズ構成でフィルムに適当そうなこと、1万円程度で購入できそうなことが魅力です。また、F1.8の明るさがあれば、絞りでボケ味の調節も可能です。ただし、一本のみの持ち運びでは、50mmでは撮れる範囲が狭いようにも感じます。

 

 最終的には、AiAF50mmF1.8Dに落ち着くのではないかと思っております。やはり、軽いことは正義です。

 早く良いものと巡り合えればいいのですが。