さて。
ニコン1V1とニコンFマウントレンズ→ニコン1マウントカメラのアダプター、「FT1」も入手し、私としては着々と運動会用セットを構築した「つもり」でした。
つもり、というのは、使用予定としていたレンズ「タムロン70mm-300mmF4-5.6(A005)」を、認識してくれないのです。
私がデジタル一眼レフ(ニコン)用として購入しているものは、以下のものたちです。
・シグマ15mmF2.8フィッシュアイ
・タムロン35mmF1.8
・タムロン90mmF2.8マクロ
・タムロン70mm-300mmF4-5.6
・ニコンAF-S24mm-120mmF4(D750のキットレンズ)
他のニコンマウントレンズは、フィルムカメラ時代からコツコツと集めた、Ai-Sニッコールレンズがほとんどです。例えば、Ai-S28mmF2.8(最短撮影距離が20cmで広角接写が容易)とか、Ai-S55mmF2.8(小型軽量フード要らずでかなりシャープ)とか、Ai-S50mmF1.2(フィルター径52mmでF1.2ですぞ!)とか。
最近のニコンのレンズは、互換重視のFマウントとはいえ、絞りリングがないので、ニコンF4やF90XS以前の、絞りリングで絞り設定をしていた世代のカメラでは、シャッタースピード優先AEやプログラムAEしかできないことから使い勝手が悪く、さらには、マニュアルフォーカスカメラでは最小絞りでしか使えない、つまりは使い物にならないヤツばかり。
互換性が低いのに、純正レンズは高価で、昔は安かろう・・かろうと言われていたレンズ専業メーカー(といっても、シグマはカメラを作っていますが)の質は向上し、十分に納得できる性能、というよりも、大満足であったことから、私は、デジタル用のレンズのほとんどを、タムロンやシグマのレンズにしていたのです。
しかし、ここにきて、裏目に出ました。純正レンズであれば認識し、オートフォーカス、手振れ補正が機能するはずなのに、レンズ専業メーカーであるため、認識しないということが多くあるようです。
さてさて、どうしたものやら。運動会までに、せめて望遠レンズだけでも、純正レンズを買わないといけないのでしょうか。
「下手な鉄砲数打ち当たる」で撮る運動会では、36枚ごとにフィルムを入れ替えなければならないフィルム一眼レフは使い勝手が悪いです。デジタルカメラに頼らざるを得ません。それを、スモールフォーマットで補おうと思っていたところですが、残念なことになりました。