さて。
昨日、運転免許証に普通自動二輪を追加する手続きをしたのですが、約2時間半の待ち時間があり、部屋で待機しなければいけなくて、暇でたまらず、スマートフォンでネットサーフィン(って今でも言うのでしょうか)をしておりましたところ、「なぜ今フルサイズ一眼「レフ」を使っているのかと、改めて問われたならば」というコラムに出会いました。
著者の考えでは、デジタルカメラは、①家電的カメラ、②光学的カメラ、③体感的カメラに分類され、著者の要望に合致するのがペンタックスK-1Ⅱというフルサイズデジタル一眼レフカメラであり、それを愛用している、という結論でした。大変共感できることも多くあるコラムでございました。
私は、最近、二輪車免許と第二子誕生で忙しく、やや停滞気味ではございますが、フィルムを使用し続けております。なぜでしょうか。
まず、フィルムという媒体に記録されることに対する達成感があります。デジタルカメラで撮影すると、画面上で見ることができ、印画紙に焼き付けることができても、フィルムという媒体に物理的に残すことはできません。
次に、フィルムカメラそのものを操る満足感があります。ニコンF4、F3、ミノルタX-500、オリンパスOM-4Ti、ゼンザブロニカS2など、それぞれ方向性は違えど、私が所有し紹介してきたすべてのフィルムカメラは、持ち、触り、撮影する、そのプロセス自体が私自身を満たしてくれます。
スマートフォンのカメラも、頻繁に使用しており、嘘っぽいなと思う味付けながら、その画像には十分満足しております。世間で、スマートフォンのカメラのためにデジタルカメラの売れ行きが鈍化している、ということも大いに理解できます。
また、スマートフォン自体、私が初めて所有してから半年ではございますが、完全に生活の一部になっており、手放せないツールであると認識しております。きっと、バイクで外出するときも、カメラとして、ナビとして、電話として、常に携帯すること間違いないでしょう。
しかし、撮影する道具として満足感が得られるかどうかは別問題です。
早くバイクに慣れて、リュック型カメラバックにカメラを入れてツーリングをしてもこけない自信を得て、撮影旅に出たいと思っております。
壊れても悔いが少ないように、安価でボロボロなフィルムカメラを買おうかな、と思ってしまう最近です。