フィルムで写真を撮ってみませんか。

「フィルムを使う写真に興味を持つ人を一人でも増やす」ことが目標の一個人の活動

(脱線)普通自動二輪の記録(メモ1)

 さて。

 今年の目標としておりました、自動二輪免許の取得のことです。カメラのお話は、全く出てきません。

 まず、免許を何にするかですが、初めから大型は無謀で、少ない回数で免許取得ができるオートマ限定小型自動二輪にするか、それなりに楽しめそうなマニュアル普通自動二輪にするか悩み、結果、非常の際には高速道路が走れる250ccバイクを念頭に置くことにして、マニュアル普通自動二輪免許を取得することに決めました。

 初めはヘタクソでコケるだろうし、乗りつぶすつもりで、乗りやすい、安いバイクにすると決め、年末からインターネットで情報収集を始めました。そして、結果、スズキの250cc単気筒エンジンを積んだバイク「ボルティ」をターゲットに決めました。

 2020年1月初旬から、いくつかの自動車学校に問い合わせをし、1月11日(土曜)に入学、適性試験を受講し、翌12日に生まれて初めてのバイク屋さんへ。

 教習所に行き始めたところだし、免許ないし、見るだけね、何もわからないから教えてね、と 「赤い、男爵」を英語読みした二輪車販売の大手会社を訪れ、125ccバイクであれば自動車の任意保険の特約が使えるが、250ccからは別に任意保険がいること、特に初年は高いこと、免許取得者応援キャンペーン中で免許取得後3か月以内にそのお店でバイクを買えば3万円割引があること、そのお店の任意保険に入っていれば、津々浦々まで無料でバイクの引き取りに来てくれること・・・・などなどの説明をしてもらいました。

 そして、私が念頭に置いていた、スズキの「ボルティー」が置いてあり、意中のカラーではなかったものの、走行距離も短く、状態もそれなりによく、整備費や盗難保険もこみこみで、20万円弱で、そのお店のすぐ近くに、私のメインバンクの支店があり、

 そう、買っちゃいました、まだ免許ないのに。いや、その時点では、まだバイクに乗っていないのに。それ以前に、バイクに触っていないのに!!!

 最近、土曜日の午前中は娘の水泳教室に付き合い、その合間に私自身も泳いで、午後からは教習所、日曜も午前中は娘のボーイスカウト、午後からは教習所。休む暇なく頑張っております。

 これも、もう買ってしまった、ボルティを迎えに行くため!頑張ります。

 免許、バイク代、任意保険代、その他必要なヘルメットやスーツを含めて、総額はソニーα9新品と大体一緒の35万円。α9Ⅱ相当額なら、結構いいバイクが買えるんだなぁ、デジタルカメラは、高いなぁ、と思いました。

令和2年の2本目レンズ

 さて。

 令和2年初ブログで、早速レンズを(といっても、デジタルカメラ用のですが)を購入し、べた褒めしてしまったところですが、

(参考)

film-camera-challenge.hatenablog.com

 大変恐ろしいことに、2本目のレンズを購入してしまいました。

 購入したのは、前回購入したとご紹介いたしました、シグマ19mmF2.8の兄弟レンズである、「シグマ30mmF2.8」です。

 

 思い込みもあるのかもしれませんし、もともと、ソニーNEX用に持っていたレンズが小型軽量を主軸としたものであったため写りがイマイチだったということもあるのかもしれませんが、

 「このシグマの2本のレンズは、びっくりするほど解像度が高いレンズだ。」

 というのが、室内試写での感想です。

 NEX-5のモニターででも、解像度の高さにゾクゾクするほどです。

 

 あ、このブログはフィルム写真推奨のブログでした・・・今年はのっけから、デジタルカメラ用のレンズを2本も購入してしまい、どうも、調子がおかしいです。

 

 ちなみに、この2本のレンズ、レンズ単体の状態やカメラの電源を入れていないと、レンズが中でカタカタと揺れます(カタカタと音もします)。

 どちらも中古で購入したので、初め、「落下品じゃん!」と冷や汗が出ましたが、カメラに装着し電源を入れると何ら支障はありません。

 なんとなく、偏心していそうで気持ちが悪いのですが、撮れた画像データを見る限り支障はなさそうです。

 

 また、別件ではありますが、二輪の自動車学校に行き始めました。そして、まだ二輪車を触ってもいない段階でしたが・・・

 250ccの二輪車、買っちゃいました。免許、取るしかありません。かなり追い詰められた感がありますが、非常に張り合いが出るようになりました。

(その後、初めて自動車学校で二輪車に乗りましたが、案外、乗れました。)

新春2020年

 あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 とまぁ、昨年と全く同じ書き始めではございますが。

film-camera-challenge.hatenablog.com

 

 さて。年が変わりはや10日が経とうとしております。前年の年の瀬に今年の目標としていた二輪の免許は、今週末から自動車学校に行くことを決めました。

 地方に住んでいる私にとって、日常の足は公共交通機関ではなく、自動車でした。自動車であれば、ある程度の資材を積むことはでき、昨年はボロボロになっていたショルダー型のカメラバックをドンケF2に更新したところでもございました。

 しかし、今年の何時かからは、二輪という交通手段が加わるはずです。当然ながら、積載量は随分と劣りますし、そもそも免許取り立てででっかい荷物を背負ってバイクに乗ることなど、私にとっては無謀です。ですので、カメラ機材もコンパクトにまとめる必要が出てきます。

 残念ながら、三脚を持ち運ぶことは難しくなるでしょう。となると、暗くなると撮影できないことになります。では、少しでも対応できる幅を広げるためには、暗所撮影能力に長けている、ある程度の大きさの撮影素子を持つデジタルカメラに頼らざるを得ない、ということが私の結論となりました。

 

 私の所有するデジタルカメラは、ニコンD750、同Df、ソニーα7、同NEX-5(初代)です。この中で最も小さく軽く、転んで壊してもダメージが小さいのはNEX-5ですから、まず、普段携行するのはこのカメラで間違いないでしょう。

 しかし、このカメラのレンズは、16mmF2.8、18-55の当初のダブルレンズセットと16-50の3本のみ。16-50は確かに小さく軽いのだけれども、大きさのために画質がスポイルされている感じが否めないし、今にも壊れそうな華奢さ、電源を入れるとぐいーんと鏡筒が伸びる時間と、気に入らないこともいっぱい。

 もうちょっと写りの良い、小さいレンズが欲しい、となると、ソニー20mmF2.8かな、単焦点だし、期待できるだろう、と思うものの、2万円オーバーは年始から飛ばしすぎかと悩み、結果的に購入したのは、シグマ19mmF2.8。ソニー20mmF2.8に比べると大きいのですが、1万円ちょいで買える魅力に代えられませんでした。

 

 一昨日届いて、室内試し撮りしかしておりませんが、めちゃくちゃ解像度が高いことがわかりました。本当に、1万円ちょいで買えたのが信じられません。もう時代遅れで、お散歩メモ用でしか使えないかと思っていたNEX-5(初代)が息を吹き返した、と言っても過言ではございません(私の感覚)。新年早々、良い買い物ができました。

 

 そして、今は・・・兄弟レンズの、シグマ30mmF2.8と60mmF2.8(これはArtシリーズしかないのですね)を探し求めております。

 

 あら、いけない、このブログはフィルム推奨のブログでした。

 もちろん、明るい時間の撮影にはフィルムカメラを持ち出しますよ。ミノルタX-500+NMD50mmF2とか、ペンタックスME-super+A50mmF2とか、オリンパスOM-4Ti+50mmF1.8とか、オリンパスPENFV+38mmF1.8とか。小さくて軽いカメラとレンズの組み合わせ、どれを持ち出すか、悩んで悩んで悩めるくらいはありますので。

2019年 年の瀬

 さて。いつの間にか、2019年が終わろうとしていました。
 2019年はリバーサルフィルムを多く使用して撮影しようと思っていたところでしたが・・・残念ながら、撮影したのは5本のみ、いずれも、中判カメラを使用したブローニ版でした。うち、6×9フォーマットが1本、6×6フォーマットが4本。6×9で8枚撮影、6×6で12枚×4本で48枚撮影。合計、56枚だけ・・・少なすぎる・・・・

film-camera-challenge.hatenablog.com

 とても、目標達成とは言い難い状況ですが、一応、言い訳があります。

 

 2019年9月に第二子(長男)が誕生し、慌ただしく、外出があまりできなかったこと、外出しても子供グッズに押されて、カメラを携行できなかったこと。

(代わりに、スマートフォンを購入しました)

 その前、2019年7月には、デジタルカメラニコンDf」を購入(譲っていただき)し、その使用にいそしんだこと。

 さらにその前には、いくつかのレンズをデジタルカメラ用として購入してしまったこと。

 

 なかなか、フィルムカメラを持ち出すに至れませんでした・・・残念。

 

 結果、2019年に購入したものは、

デジタルカメラ
 ニコンDf

レンズ
 タムロン35mmF1.8、同90mmF2.8マクロ、シグマ15mmF2.8魚眼(いずれもニコンFマウント)

 オリンパスPEN-F用38mmF1.8

 

 来る2020年の目標は、135判カメラをもっと持ち出すこと!具体的な数値目標は職場だけで充分、掲げません。できるだけ、という努力目標ということで。

 写真関係以外では、2輪の免許を取りたいと思っております。加えて、一つ、資格も。

 

 今年の更新はもう無いかと思っております。

 皆様、良い年末を、良い新年をお迎えください。

憧れのカメラ

 さて。

 私にはいくつか、今までずっと縁がなく、これから先も、きっと手に入れることはないであろう、憧れのカメラがいくつかあります。そのうちの1機種が、たまたま目の前にあった話です。

 いつものように、カメラ屋さんをウインドウショッピングしていたところ、今までずっと、そして、これからもずっと憧れ続けるだろうカメラがありました。

 キヤノンEOS-1nRSです。

 1996年ですから、もう20年も前に発売された、キヤノンEOS-1nの派生機種で、ペリクルミラー搭載により撮影時の像が見えるとともに、秒間10コマ連写機能と、超短いタイムラグでシャッターが切れる、市販されたとはいえ、限りなく特殊カメラの部類のカメラです。

 発売当時は私は高校生~大学生の時期。スペック命の時期ですよね。そのような時期に、マニュアルフォーカスカメラのニコンF3からオートフォーカス機にあこがれるのはごく当たり前のことでした。

 その時の候補は、ニコンF90X、ニコンF70D、キヤノンEOS5D、ミノルタα707siでした。

 私は、どうしてもキヤノンEOS5Dが欲しかったのですが、フィルムを通す部分のレールがプラスチックであることがどうにも不安で、最終的にはマニュアルレンズとはいえ互換があるから、というニコンの策略により、ニコンF90XSを選びました。この時から、フィルムのキヤノンEOSシリーズは縁遠いものとなりました。

 デジタルカメラの時代になり、初めに購入したのは、小型軽量ですでにKマウントレンズをある程度持っているペンタックスistDでした。

 さらに時代が進み、デジタルカメラのフルサイズ化の時に選んだのは、キヤノンEOS5DMark2でした。初めての、キヤノンEOSとなりました。

 気に入って7年ほど使っておりましたが、どうしてもDCニッコールレンズをオートフォーカスで使いたいこと、アダプター経由で使っていたM42マウントレンズやオリンパスOMマウントレンズは、ミラーレスのソニーα7で快適に使えることから、キヤノンEOSレンズはすべて手放し、代わりに、ニコンD750を購入、今年春にはニコンDfを追加購入し、至っております。

 

 今更、フィルムで秒間10コマ撮影することはないでしょう。当時は画期的だったオートフォーカスの5点測距だって、今のどのエントリー機種でも二桁点の測距点をもっていますから、全く持って魅力ではありません。ミラーレスカメラでは、撮影した時の画像がそのまま、瞬時に見えておりますから、ペリクルミラーの恩恵もありません。

 

 それでも、それでも、このEOS-1nRSは、私の中に輝き続ける、永遠の憧れのカメラなのです。

おまけに惹かれる一日

 さて。

 随分と寒くなってまいりました。

 今日は割と自由に動ける時間がもらえ、一人で買い物に行っておりました。

 その中で、中古カメラ屋さんをめぐっていると、「ニコンD3200」というものがバッテリー付きで2回分の忘年会費くらいで置かれておりました。

 今、主体で使っているデジタルカメラは、ニコンD750とDf。バッテリーを見ていると、Dfに入っているものをよく似ている。Dfは、バッテリーが良く持つとはいえ、予備は一つしか持っておらず、もう一つ購入するかどうか悩んでいたところ。さらに、D3200に入っているバッテリーは、劣化していない。ということは、忘年会費1回分で、D3200が手に入る、ということか・・・

 私の中では、随分と、「買う」方向に傾いておりました。しかし、D3200というデジタルカメラを、全く、知らない。目の前にしているそのカメラは、どうやら、かなり、小さいらしい、くらいの知識しかございません。

 しばし悩んで、

 小さなデジタルカメラソニーNEX-5があり、散歩用にはこれで満足しており、D3200はこれよりも大きい(ということは、たぶん、重いらしい)ようだ。

 その他のデジタルカメラは、ソニーα7(無印)とニコンD750、Dfがあり、これ以上デジタルカメラは要るとは思えない。

 たとえ、忘年会1回分とはいえ、このデジタルカメラを使うビジョンは、ない、という結論に達し、しかし、そこまで会得するには15分ほど要したが、触ることを(触ると買いたくなるので)辞めました。

 

 私は、血中尿酸値が高めなので、たぶん、酒を一切口にしない母もかなり尿酸値が高いから遺伝や家計的なものだと思っておりますが、家庭で飲むアルコールはウイスキーにしているところです。

 今日、近所のスーパーに買い出しを頼まれ行ったところ、普段、決して購入しないウイスキーのオマケが「ジガー」でした。

 意外に思われますが、慎重で几帳面な私は、水割りやハイボールを作るときに、秤の上にコップを載せ、きっちりと量を測ってウイスキーを注いていたところですが、先日来、簡易な計量カップである「ジガー」が欲しいなと思っていたところでした。しかし、東急ハンズで見たところ、1000円前後するということがわかり、まぁ、洗う手間も増えるし、今まで通り秤で重さを測ろうと思っていたところでした。

 おまけ付きのウイスキーは、税込みでも760円程度。欲しかったジガーよりも、ジガー込みで、安い。結局、買ってしまいました。

 

 Dfの予備バッテリーが欲しい私にとって、D3200はおまけでした。そして、そのおまけの対価は、一回分の忘年会の金額でした。

 ジガーが欲しい私にとって、そのウイスキーはおまけでした。そして、そのおまけの対価は、時給くらいの金額でした。

 

 D3200は手元に来ることはありませんでしたが、安物のウイスキーは手元にやってきて、早速開封し、意外と旨いじゃん、という発見につながりました。 

久しぶりの中判カメラ

 さて。

 これまでは、このブログはフィルムの使用者のすそ野を広げるために、最も一般的である135フィルムを使用するカメラを紹介してきたところですが、今回はブローニフィルムを使用する中判カメラのお話です。

(参考)

http://film-camera-challenge.hatenablog.com/entry/2017/10/10/221540

 先週、急に仕事に空きができ、平日にお休みをもらえることができました。

 休日はどうしても、子供の相手という仕事が入り、なかなか一人で写真を撮りに行くということができず、また、子供と一緒にいると、子供の荷物や、子供自身が夕方になると荷物になることがあり、中判カメラを携行することはとても叶わないことです。一人きりでのお休み、中判カメラを持ち出すしかない!と思い、随分と久しぶりに持ち出しました。

 我が家には、一眼レフのゼンザブロニカS2とECTL、レンジファインダーのフジカGW690Ⅲとフジカスーパー6がありますが、ECTLは残念ながら電池切れ。塊感のある一眼レフを使いたかったので、ゼンザブロニカS2の黒を取り出しました。レンズは、ニッコール75mmF2.8DXと40mmF4。フィルムはリバーサルフィルムのベルビア100の120フィルム一本です。

(カメラの写真は撮っていません、インターネット上にいくらでもあると思います)

 

 ゼンザブロニカS2は、6cm×6cmの正方形写真が撮れるカメラ(フィルムバッグを交換することで、6cm×4.5cmでも撮れますが)で、所有して20年近く経つ相棒です。

 中判カメラの一眼レフカメラは、撮影するフィルムが大きい分、レンズもカメラ大きくなり、重くなります。それに、正像でいるためのペンタプリズムを乗っけようとすると、ガラスの塊ですから、さらに大きく重くなります。

 私は、長方形の写真の大半を縦長で撮影します。ペンタプリズムを乗っけていないカメラを縦に構えると、上下が逆像になり、脳内変換ができず、極めて撮影が困難です。かといって、ペンタプリズム乗っけると、体力がついてきません。だから縦横を気にする必要のない、正方形写真が撮れるゼンザブロニカがお気に入りです。

 

  結局、車で横付けできる滝2本に行ってまいりました。

 三脚にカメラを取り付け、最後にガチャっという大きい音を立てるまで巻き上げ、慎重にピントを合わせ、ゆっくりとレリーズを押すと、大きな音を立てて撮影ができます。12枚をゆったりとした気持ちで、滝のさわやかな音を聞きながら、心地よく撮り切って、カメラ屋さんに持っていきました。現像は中7日。土日にしか受け取りに行けないので、今週末が楽しみです。

 たまには、中判カメラでの撮影もいいものです。デジタルカメラで撮影しているときよりも、ゆっくり丁寧に、時間を過ごすことができますよ。