さて。
EOS5DMark2を購入後、パソコンも更新し、写真の見方が変わりました。それまでは、特別気に入ったものだけをワイド4ツ切(A4サイズと同じ大きさ)に引き伸ばしておりましたが、デジタル写真だと、そのままモニターに投影できるため、すべての写真を引き伸ばした大きさで見るようになったわけです。
さらに、等倍サイズで見ると、ピントのチェックはもちろん、端の端までの些細な色のずれや画像の流れが気になるようになりました。また、それまでの唯一のデジタルカメラであったペンタックスistDは、DAlimitedレンズも一通りそろえて、小型軽量さを楽しんでおりましたが、EOS5DMark2に比べると解像度が段違いに劣るため、全く使わなくなりました。
ここから、私は大量の機材の放出を始めてしまいました。
M42レンズはアダプターでEOS5DMark2で使用可能であったためほとんどを手元に残しましたが、Kマウントレンズはごく少数を除いて、手放しました。手元に残したのは、A50mmF1.2、FA100mmF2.8マクロ位でしょうか。
ミノルタマニュアルフォーカスレンズも、最終形態のNMDレンズだけを残し、MC Rokkorレンズはほとんど手放しました。
ニッコールレンズも、重複する焦点距離のレンズはほとんどを手放してしまいました。
最終的には、1/3ほどの機材を手放してしまい、今となっては後悔している機材もかなり多くありますが、防湿庫に余裕ができ、ある意味、良かったとも思っております。
しかし、防湿庫に余裕ができると・・・・
結局、また機材を購入し、隙間を埋めてしまうものなのです。