フィルムで写真を撮ってみませんか。

「フィルムを使う写真に興味を持つ人を一人でも増やす」ことが目標の一個人の活動

ソニーα7

 さて。

 我が家に数台あるデジタルカメラのうちの一台、ソニーα7ですが、ここ最近、取り出した記憶がなかったので、先週末に久しぶりに持ち出しました。

 バッテリーは抜いていたので、まずは充電済みバッテリーを装填すると

「日時を設定してください」 2013 1 1

 

 え、このカメラ、もう、発売から10年も経つのか?発売直後にオールドレンズたちの母艦用に買った気がするので、確認してみると、2013年11月15日の発売だったよう。ということで、それでもまる9年は経っている・・・

 

 最近はもっと古い、ニコンD200(2005年)やニコンD300(2007年)、ソニーNEX-5(2009年)の持ち出すことが多くなっています。

 えぇ、ピントも露出も自動です、感度もその都度変えることができます。メモリーカードで32GBを入れていると無限に撮れる気がします。

 

 フィルムがあまりに高くなりすぎてなかなか手が届かなくなってきました。さて、機材庫をどうしようかと日々悩んでいます。

カメラバッグ新調

 さて。

 本日は腰痛で苦しんでいます。腰のヘルニアかも、ということで、週末にMRI検査を受けることになってしましました。気分がドーンと落ち込んだ時は、何か買い物して紛らわせたいところです。

 

 今までに一度もお話に出たことがなかったと思います、カメラバッグ。

 私は、5つのカメラバッグを用途に合わせて使っております。タイプとしては3タイプになります。

①ショルダータイプ(3個)

②リュックタイプ(1個)

③スリングタイプ(1個)

 

 今回新調したのは、ショルダータイプになります。

 ショルダータイプは、いわゆる、肩掛け型のオーソドックスなやつですね。長年、中古のドンケF-2黒(バックルに改造されたもの)を使用していましたが、だいぶんくたくたになってきていました。そのような中で、令和5年2月3日から、ドンケ製品値上げのお知らせ。

www.ginichi.co.jp

 私が使っているF-2が、39,600円→47,300円に、7,700円値上げとのこと。

 ドンケ製品はアメリカ国内で製造されているとのことですが、噂では、そのアメリカでは、モーニングプレートが5,000円するとか、ニューヨークのラーメン屋でアルバイトをすると月50万円はイけるとか、日本国内でしか生活していない私にはわからない感覚の人件費や物価値上げがアメリカでは起こっているらしい。数少ない、Made in USAで手の届く範囲のもの。今買わなければいつ買う!もう買えなくなっちゃうかもしれない・・・

 アマゾンの最安値は25,542円でしたが、販売会社の住所が「トルコ国イスタンブール」となっており、評価も一件しかついていないのでパス。国内正規品と書かれていますが、どこの国内やねん!?ということで、評価数がそれなりにあって、その評価が良いところが・・・安いところにはない。結果、アマゾンプライムで30,727円でポチリ。カラーはサンドカラーです。もう、ドンケの伝統ですね、はい、ミーハーです。

 

 ドンケF-2は、私が持っているショルダー型の中では最大サイズです。レンズを装着した一眼レフ1台に72mm径程度のレンズであれば4本、ストロボまたは小型三脚が内部に収められ、それとは別に左右に大型のポケット、前方にうす長いポケット(使いづらくて使っていない)、背面にB5サイズのうすポケットがあります。フラップ内にもポケットがありますが、ここには買い物袋1枚を入れています。

 ドンケF-2でよく言われる弱点は3点。①周囲にクッション素材が入っていないので衝撃に弱いということと、②帆布製なので水に弱いこと、③肩掛けストラップを止めているのがプラスチック素材でそれが割れて、落下の危険がある、という噂。

 対衝撃は、左右には大型ポケットが、体に接地しない面にもポケットとフラップがあるので、私にとってはこれで充分。それよりも、帆布で体になじんでくれるので重さを感じにくいことのメリットのほうが大きいです。

 フラップ内の買い物袋は雨対策です。一度も使ったことはありませんが。

 以前はゼンザブロニカS2を2台とレンズ6本を入れて持ち歩いたこともありますが、今のところストラップ留め具はびくともしていません。ある日突然来るかもしれませんが。それよりも、今そのようなことをすると、私の腰が壊れることになりそうです。

 

 ドンケF-2は1976年から生産されている、報道カメラマンであるドンケ氏が自身が使いやすいものを作り、起業した伝統あるカメラバッグ。ということで、数々のストーリーがあるらしいので、詳細をご覧になりたい方は、Web検索をしてみてください。いっぱい出てくると思います。

 

 カメラバッグに3万円は私にとっては結構大きな出費です。しかし、この機能性、このデザイン性、写欲の湧き具合、バックストーリーそれらを鑑みれば、十分に価値があると思っています。

 早く腰痛を治して新しいドンケとお散歩に行きたいです。気分はアゲアゲになりました。まだ届いていませんけどね、抱いて寝ることでしょう。

 

 長くなったので、他のカメラバッグについてはまた今度ということで。

ニコン Zfc

 さて。

 まず、私が欲しいわけではありません。知り合いの、知り合いが欲しいらしいのですが、その方の迷っている対象が、フィルムカメラにするか、このZfcにするか、のようなのです。

 

 私はフィルムカメラは好きで、フィルムで撮影するのも好きなのですが、今のフィルムの価格や現像に中10日かかる現状を鑑みると、非常に勧めにくいのが現状です。ましては、「フィルムカメラにするか、デジタルカメラにするか」の選択で、「フィルムカメラのみ」を勧めることは非常にハードルが高いです。

 

 しかし、ニコンZfcというカメラ、カタログを見てみましたが、ニコンのFE/FM系統の外観を非常に意識したカメラのようです。が、意識したがため、なんだかバランスがおかしい。シャッタースピードダイヤルはプリズム(を模した)部分に食い込み、巻き戻しクランクを模した位置の感度ダイヤルの外側によくわからない空白地帯があるし、右手前面にあるダイヤルは何指で回すのだ?とか思うし、なんとも、小さな違和感の積み重ねで大きな違和感になってしまう、というか。

 そして、レンズセットで13万円もするのですね。

 最近は、1万円でおつりのあるようなカメラやレンズしか買っていないもので、「えー、そんなにするの?」というのが正直なところ。

 

 13万円かぁ、僕なら何を買うかなぁ。

新年

 あけましておめでとうございます。

 早速、昨年の振り返りをしたいと思います。

 

 昨年の、「新春」

film-camera-challenge.hatenablog.com

 

 デジタルカメラの軸足は未だにニコンFマウント機で、Zマウント機には手を出せていません。前の職場のワカイノがZ6を使っていて、軽いし、きびきび動くし、ファインダーはきれいだし、ええのう、と思ったものの、やはり、私の大好きなDCニッコールオートフォーカス駆動ができないデメリットが大きく思えて、買えません。そして、高い。

 D850やD780も、購入に至っておりません。欲しいのは欲しいのですが、やはり、高い。そして、D750やDfでこれといった苦労がないどころか、昨年購入したD200D300は、それぞれ1万円程度だったので、シャキシャキ動き、とても心地よく、D750やDfの出動回数すら減っておりますので、なんら新しい機材を買う必要性がなくなってしまいました。

 危惧することは、生産終了になっちゃって、メーカーサポートのあるニコンFマウント機がなくなってしまうことでしょうか。巷の噂では、ニコンDfも、通常の黒やシルバーはサポートしてもらえるものの、限定のゴールドはサポート終了になっただとか。残念です。

 

 今年の目標は、フィルムカメラは現状維持、デジタルカメラは、ソニα7Rのどれか買える金額のものを追加購入したいと思っております。

 

 それよりも、撮りに行かなければ。初詣に行ってきます。

今更のソニーNEX-5

 さて。

 先日、久しぶりに県外出張がありました。目的は、県外の先進工場の見学です。食品関係なので冷凍庫は入るし、湿度は高いし、写真撮影はいちおう表向きはOKもらっているもののあまり公にできるものでもない、という悪条件です。

 撮影の枚数は多くなること、比較的暗いところでの撮影も必要であること、当然、三脚なんて使えないこと。若干でも動画が撮れればいろいろと役に立つかもしれないこと。デジタルカメラ一択です。

 我が家のデジタルカメラ(コンパクトは除く、暗所に弱いしストロボはムリなので)は、ニコンD750、Df、D300D200、1V1、ソニーα7、NEX-5

 今回は、ソニーNEX-5と、18-55の標準ズームレンズをセットにして持っていきました。小さい、軽い、(あまり)目立たない。弱点は、ファインダーが無いこととバッテリーの持ちが悪いこと。バッテリーは二つをズボンのポケットに押し込めました。

 結果は、上出来。少しでも動画も撮れたし、おそらく、相手側工場の思っている以上の情報を持ち帰ることができたと思います。

 ソニーNEX-5は発売は2010年。もう、干支を一回りしているのですね。私が購入したのは後継機種であるNEX-5Nが発売された後だったので、2011年だったと思います。有効1420万画素ですが、普通のモニターで見る限りは十分。ワードに画像を張り付けて報告書を作るには画像圧縮しないと重くてたまりません。まぁ、パソコンもあまり高いスペックではないのですけどね。

 

 このカメラは、私が初めて購入したミラーレス一眼です。購入動機は、このカメラを買ったほとんどの人と同じく、アダプターで一眼レフの古いレンズをくっつけるため。特に、ミノルタSRマウントのレンズを使いたかったのです。ただ、私はこの後、ソニーα7を発売直後の2013年に購入したので、お散歩用、気楽用、ちょっとした記録用で使用する程度でしたので、非常に待遇は悪かったと思います。

 それでも、期待を上回るポテンシャルを秘めておりました。

 

 6000万画素とか、1億画素とか、要る人にはいるのかもしれませんが、私にはそれが必要になる日が来るとは思えません。

 といいつつ、諸事情で超高画素のデジタルカメラがとても欲しくなっております。また、次回に。

2022年も早や年末

 さて。

 あっという間に2022年が終わろうとしております。

 フィルムは高くなって、高くなって、現像にはかなり時間がかかるようになって、かなり苦しい状態になりつつも、「写るんです」は売れているとか、世相がよくわからなくなってきました。

 

 私の2022年は、仕事関係では、正月明け早々からとんでもない仕事上のトラブルで激やせ→ブチ切れ、1月末から平常運転の仕事→特に忙しくも暇でもなく仕事を行い、現在に続く。家庭では、年始から妻が職場復帰→4月から下の子が保育園で毎日嫌がり大暴れ、4月からボーイスカウトの指導者になり、日曜日がまぁまぁ気ぜわしくなる→4月末に住居購入で住宅ローン支払いを続ける、で現在に続いております。

 

 カメラは、フィルムカメラは特段大きな変革はありませんでした。レンズは、昔欲しかったリコー28mmF3.5、45mmF2.8の薄型レンズ2本とコシナ55mmF1.2の出物があり、つい購入、しかし、今までソニーα7にアダプターでくっつけて遊んだ(それもほんのちょっと)くらいで、ろくすっぽ使っておりません。

 デジタルカメラソニーDCS-HX60VとニコンD200D300を購入しました。ソニーは使い勝手が良く、結構お気に入りだったのに、妻が乱雑に扱ったせいか、そもそもかなりやれていたせいか、液晶に何も写らなくなり文鎮化しております。ニコンの2台のデジタル一眼レフは、意外というか、かなりというか、ハマっています。これらを買ってからというものの、ニコンD750やDfの出番はめっきり減っております。まぁ、D750もDfもいつの間にか、発売から結構経って、どちらも型落ち品になっていますが。

 

 フィルムはめっきり高くなってしまいました。地方都市に住む私は、現像をカメラのノースビレッジさんにお願いすることも多かったのですが、中〇週とか、出したことを忘れるほどの日にちがかかってしまうことになってしまいました。リバーサルやブローニフィルムなんてどれくらいかかるのでしょうか。そういえば、リバーサルやブローニイルムは今年1年間、ご無沙汰のような気もします。

 

 いまだに、一眼レフカメラは19台、中判カメラは6台抱えてはおります。これでも一時期よりは減らしたものの、稼働率はさらにさらに低下しております。

 撮らなければ・・・しかし、撮れない・・・

 

 この葛藤が終わるとき、それは、フィルムがなくなるときなのでしょうか。

 

 もはや、逃げ場は、ない。

 

 2023こそは、フィルムに光が当たる年になりますように!

デジタル一眼レフ購入

 さて。

 フィルムはいくつか在庫を持ってはいるものの、昨今の値上げ幅が想定以上に大きすぎて尻込みし、フィルムカメラは使えておりません。

 そのような中、デジタル一眼レフカメラを増強しました。購入したのは以下の2台です。

ニコンD200

ニコンD300

 それぞれ、2005年発売の有効画素1020万画素CCDカメラと、2007年発売の有効画素1230万画素CMOSカメラですね。

 どちらも、当時のニコンのフラッグシップ機に次ぐ高級機で、20万円くらいで発売されたようですが、それから17年、15年たち、それぞれ1回の飲み会(2次会含む)程度のお値段で買えてしまいました。

 

 動機は、「D200のCCDがいいらしいぞ」という記事を読み、「同じFマウントならD750やDfで運用しているレンズも使えるから買ってみるか」と買ってみて、想像以上に感触がよく、また、色乗りも良い感じがし、しかし、コンパクトフラッシュカードは使い勝手が悪いからSDXCカードが使えるアダプターを買い、あら案外バッテリー食いなのねということで互換バッテリーを買うと、あら、それなりに出費があったのね、それならそれらがそっくり使えるD300も試してみようかしらん、で、当時セット販売されていた18-200高倍率便利ズームセットを追加購入してしまったわけでして。

 

 各カメラとも、悲しい思いをしてきたのか、撮影カウントサイトによると、D200は700枚ほど、D300は107枚しか撮影されていないとのこと。それぞれ、36枚撮りフィルム換算で20本弱、3本弱なわけで。前オーナー(達?)は買って満足するタイプだったのでしょうか。

 感度をあげるとどうしてもノイズが出てきますが、どちらもISO800程度までは(私は)十分許容できますし、大きく重いのは間違いありませんが、シャッターの音、持った感触、いずれもメインに据えているD750よりも好みで、購入来、休日はD200にするか、D300にするか悩み、選んでおります。

 

 こうもフィルムが高騰すると・・・フィルムが使いにくくてつらいです。当方、南国ではありますが、だいぶん紅葉が進んできております。フィルムカメラを持ち出したい、しかし・・・悩んでいるうちに紅葉が終わり、冬になりそうです。