フィルムで写真を撮ってみませんか。

「フィルムを使う写真に興味を持つ人を一人でも増やす」ことが目標の一個人の活動

全く別件の忘備録

 さて。

 先週、親知らず一本を抜きました。二十歳頃から抜いたほうがいいと言われつつも、怖くて踏ん切りがつかず、しかし、もうすぐ二十歳×2が来ることも怖くなり、ようやく、抜いてきたものです。

 状態としては、左の下、歯茎表面には出ておらず、埋没歯、というものだったようです。横向きに生えており、すぐ手前の歯の根っこを圧迫しており、すぐ手前の歯が歪みつつある状況でした。

 これから先の日にち表示は、歯を抜いた日を0日目、24時間表記で記載します。なお、私は以前足を骨折した際に、「これほど痛みに弱い人は珍しい」と言われたことがある、残念な痛覚の持ち主です。

 

0日目15時 抜歯のため歯科医院を訪れる。抜歯手技者は近隣の国立大学の口腔外科准教授とのこと(紹介により歯科医院を訪れた)。直ちにレントゲン撮影を行い、麻酔注入、抜歯手技に入る。

15時30分 抜歯終了。2針縫う。

16時 冷えピタシートを抜歯した左下顎に貼る。

16時30分帰宅。帰宅前にボルタレン(鎮痛剤)と抗生物質を飲む。麻酔が切れた後に痛み出すことを考慮し、就寝。なお、当日は14時に昼食をとり、当日中は食事をとらない作戦をとった。

21時 麻酔が切れはじめ、痛み始める。が、無理やり寝る。

1日目 休日。痛い。固形物はとても食べられない。ウィダーインゼリー(のパチモノ)を飲み込み、ボルタレン(鎮痛剤)と抗生物質を飲む(朝、昼、晩とも)。動いていないと痛むので、無駄にエコバックの染色を試みる。案外、玉ねぎの皮染めと紅茶染めがうまくいき、満足する。冷えピタを貼りたいが、抜歯当日のみ貼り、それ以降は貼るなの指示があり我慢する。腫れがひどくなってくる。

2日目 休日。さらに腫れがひどくなる。固形物は食べられないため、カレーライス(甘口)を、飲む。ボルタレン(鎮痛剤)と抗生物質を飲む(朝、昼、晩とも)。

3日目。仕事日。ボルタレン終了。痛み止めはなくても何とかなるが、それなりに腫れており、モゴモゴしかしゃべれない。昼食で固形物(コロッケ)を食べたところ、かなり痛かった。職場のみんなが優しかった。夕方、消毒に町歯医者へ行く。順調とのこと。

4日目。痛みはやや薄らぐ。

5-6日目。何かしていたら痛みを感じることはないが、何かに当たるとギャーッとなる。首が変な黄色になってくる。

7日目。朝の歯磨き中に一本糸が抜けた。夕方、抜歯のため町歯医者へ行く。歯茎が腫れ、なかなか抜糸ができなかったものの、何とか抜糸でき、とりあえず終了。

 

 以前、上顎の親知らずを抜いた時は、あっという間に処置は終わり、その後縫合することもなく、たいして痛むこともなく終わりましたが、それに比べると、下顎は根が深いこと、埋没していたため歯茎を切開する必要があったことからか、腫れもひどく、痛みも続き、沈鬱な日々を過ごすこととなりました。

 私は下顎の親知らずが一本しかなかったので、この手技を一度で終わらすこととなりましたが、2本ある人の場合、同時に2本するとなるとしばらく食べるのに不自由すること、別日に行うとなると、痛みを一度知ったうえて、後日もう一度同等の痛みを感じなければならない苦痛があることを思うと、痛みに弱いスペックをもつ私としては、非常に気の毒というか、かわいそうというか・・・・

 

 下顎の親知らずを抜くのは、非常に痛いです。しかし、3日目からは(ほぼ)普通に、肉体労働ができました。

 ちなみに、1日目(末子翌日)には家族が倒れ救急医療に行くことがありましたが、その際に熱を測られました。噂では「親知らずを抜くと熱が出る」というものがあり、ひやひやした(コロナ禍のせいで熱があると別対応となったらしい)のですが、平熱でしたので私は熱は出なかったようです。家族も無事、元気に過ごしております。

 

 次に思うことは、自分へのご褒美を買うか否か・・・さてさて、どうしたものでしょうかね。