フィルムで写真を撮ってみませんか。

「フィルムを使う写真に興味を持つ人を一人でも増やす」ことが目標の一個人の活動

カメラの話(コラム第四回-2)カメラと、バイクと、私。(突然の雨)

 さて。

 昨日は仕事はお休みでしたので、バイクの練習を少ししました。やや曇ってはいましたが、雨は降らないだろうと思い、少し山の方へ回り道をして、スーパーへ買い物に行くことにしました。

 走り始めて15分。家からちょうど、一番遠い辺りで雨が降り始め、それはだんだんと強くなってきました。あっという間に、ずぶぬれです。

 バイクが動いている限り、前側が濡れ、後側はあまり濡れません。それでも、背負っているリュックサックの上部はそれなりに濡れておりました。幸いにも、私のバイクスーツは少々の雨でははじく素材になっているので、払うだけで中までは大してしみませんでした。

 

 ただいま、バイクのお供のカメラを選定しているところです。

 

film-camera-challenge.hatenablog.com

  バランスの問題から、シート下の小さなスペースにカメラを入れようと思っていましたが、これだと、撮影には、1.エンジンを切ってキーを抜く。2.バイクを降りる。3.バイクのシートを外す。4.カメラを取り出す。5.構えて撮影をする。の5手順かかり、戻すのもまた反対の5手順がかかります。あまりに非効率的です。やはり、リュックに入れられたら便利です。ポケットだとなお便利ですが、こけたときには体に対して凶器となりかねないので、それは、当分先、だいぶんバイクに慣れてから、ということにします。

 しかし、リュックだと突然の雨に浸水しかねません。

 となると・・・・

 このカメラは最強かもしれません。ニコンが誇る水中カメラ、ニコノス5と35mmF2.5のセットです。 

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  ニコノス2は、あまりに使用する機会がないので手放しましたが、ニコノス5は使用する機会はないものの「いざ」というときのために、置いておりました。

 これぞ、天の思し召しかもしれません。

 

 ただ、重い、寄れない、目測と、結構ハードルが高いのですが。

カメラの話(コラム第四回-1)カメラと、バイクと、私。(どのカメラなら良いのか)

 さて。

 先週の金曜日に、初めてのマイバイクがやってきました。それ以降、90km程度走行し、どうにか、エンストも転倒もせず、五体満足を保っております。

 

 バイク乗りの方にとっては当然のことなのでしょうが、私はバイクにさしたる興味を持たずにこれまでやってきましたので、バイクの座席部分の下は、原動機付自転車と同じく、ヘルメットが収納できる程度の収納スペースがあるものと思っておりました。

 しかし、初めて購入したバイクの収納スペースは、子供の頃に使っていたスーパー筆箱が何とか入るかな、というくらいの縦横高さのスペースしかありません。一眼レフカメラは到底入る大きさではありません。

 

 バイクの操縦がもっと上手になれば、ザック型カメラバックに機材を詰めて撮影旅に出たいとは思っておりますが、まだまだ、そのようなレベルではありません。

 しかし、せっかく出かけるのであれば、カメラは必要です。ポケットに収まるスマートフォンだけでは、なんとも不満足です。だから、どうしても、この小さな小さな収納スペースに、1台、カメラを入れてツーリングに行きたいと思ってしまいます。

 

 一眼レフは無理となると、コンパクトカメラですね。私が現在所有しているコンパクトカメラは、

オリンパスPEN(修理必要)

オリンパスPEN EE3

・ローライ35S

コニカビッグミニF

 

 オリンパスPENは修理が必要なので、すぐには持ち出せません。これを除いて、一番ボロボロなのは、ローライ35Sです。

(参考)

film-camera-challenge.hatenablog.com

 

 40mmはやや広めの標準で、見たまま撮るのにちょうどいい画角と思えるし、F2.8の明るさは目測にとっても不安は残るけれども、とりあえず暗くても撮れるという安心感もあります。

 もちろん、緩衝材は入れるつもりですが、しばらくはこのローライ35Sをバイクのお供にしてみたいと思っております。壊したいわけではないけれども、どこまで風格が付くのかワクワクもします。 

 知らなかったのですが、ビッグミニFは、ヤフーオークションでびっくりするような価格、私が購入した新品の数倍のお値段で出品されていました。 実は、このカメラ、とっても気になって買ったものの、レンズカバーがないため、レンズに傷がつきそうで、どうにも不安でほとんど持ち出せなかったのです。

 

  本当は、ブラックのリコーGR1が欲しいな、それも、できれば、それなりに綺麗なカメラが。それをどれだけ擦り減らせられるか、をやってみたいと思っています。

カメラの話(コラム第三回-17)カメラと、私。(なぜ今、フィルムカメラなのか)

 さて。

 昨日、運転免許証に普通自動二輪を追加する手続きをしたのですが、約2時間半の待ち時間があり、部屋で待機しなければいけなくて、暇でたまらず、スマートフォンでネットサーフィン(って今でも言うのでしょうか)をしておりましたところ、「なぜ今フルサイズ一眼「レフ」を使っているのかと、改めて問われたならば」というコラムに出会いました。

 著者の考えでは、デジタルカメラは、①家電的カメラ、②光学的カメラ、③体感的カメラに分類され、著者の要望に合致するのがペンタックスK-1Ⅱというフルサイズデジタル一眼レフカメラであり、それを愛用している、という結論でした。大変共感できることも多くあるコラムでございました。

 

 私は、最近、二輪車免許と第二子誕生で忙しく、やや停滞気味ではございますが、フィルムを使用し続けております。なぜでしょうか。

 まず、フィルムという媒体に記録されることに対する達成感があります。デジタルカメラで撮影すると、画面上で見ることができ、印画紙に焼き付けることができても、フィルムという媒体に物理的に残すことはできません。

 次に、フィルムカメラそのものを操る満足感があります。ニコンF4、F3、ミノルタX-500、オリンパスOM-4Ti、ゼンザブロニカS2など、それぞれ方向性は違えど、私が所有し紹介してきたすべてのフィルムカメラは、持ち、触り、撮影する、そのプロセス自体が私自身を満たしてくれます。

 

 スマートフォンのカメラも、頻繁に使用しており、嘘っぽいなと思う味付けながら、その画像には十分満足しております。世間で、スマートフォンのカメラのためにデジタルカメラの売れ行きが鈍化している、ということも大いに理解できます。

 また、スマートフォン自体、私が初めて所有してから半年ではございますが、完全に生活の一部になっており、手放せないツールであると認識しております。きっと、バイクで外出するときも、カメラとして、ナビとして、電話として、常に携帯すること間違いないでしょう。

 しかし、撮影する道具として満足感が得られるかどうかは別問題です。

 

 早くバイクに慣れて、リュック型カメラバックにカメラを入れてツーリングをしてもこけない自信を得て、撮影旅に出たいと思っております。

 壊れても悔いが少ないように、安価でボロボロなフィルムカメラを買おうかな、と思ってしまう最近です。

 

(脱線)普通自動二輪の記録(メモ4)

 さて。

 本日、免許の追加(普通自動車免許に普通自動二輪免許を追加で交付を受けること、どうも、警察用語では免々(めんめん)と呼ぶらしい)の申請を行い、一応、一連の普通自動二輪免許についての諸手続きが終わりました。後は、週末に車両の受け取りと、任意保険の加入(支払い)を行うのみです。そこで、大まかに掛かった費用をまとめてみます。

 各所において諸手続きの費用等は異なると思いますし、当然ながら車両本体価格はピンキリだと思いますので、参考例として(私としては忘備録として)記載します。

1 教習所代金

 免許申請手数料込みで約11万円

2 車両本体(乗り出し価格)(1994年製のボルティー、赤い男爵にて、整備費、自賠責、登録費、盗難用ロック費等々すべて込み)

 コミコミ約19.5万円

3 関係用品(バイクスーツ、ヘルメット、バイクカバーなど)

 約3万円

4 任意保険(私自身含まず、対人対物無制限)

 約4万円

 ざっと、37.5万円となりました。

 

 まだ、教習所内でしか乗っておりませんが、二輪車は、普段自家用車に乗っている私にとっては、翼とも言える、新しい移動手段と思っております。もちろん、車両本体の整備やアフターサービスに目をつぶり、個人売買等で車両を手配すればもっと安く仕上がったかもしれませんが、1台目ですので、ちゃんとしているであろう物を手に入れたいのは当然の心理です。その割には、思ったよりも費用は抑えられたと思っております。乗れる人数も、重さも、安全性も全く比べ物にならないので一概には言えませんが、四輪車と比べると圧倒的にリーズナブルです。

 40の手習いで、これから二輪車を始めることに、事故や怪我の不安は大いにありますが、無事故無違反無転倒で免許返納まで至れるよう、十分気を付けたいと思っております。

 さあてさて、持ち出すお供のカメラを決めなければ・・・

 

(脱線)普通自動二輪の記録(メモ3)

 さて。

 1月11日から通っていた普通自動二輪車の免許ですが、ようやく昨日、卒業検定に挑み、無事合格となりました。近いうちに運転免許センターへ行き、免許を受けようと思います。新型コロナウイルス感染症のため、全国的に「不要不急の会合は控えるように」となりつつありますので、今週中にでも行きたいと思っております。

 

 教習所の場所と私の仕事時間から土日しか教習を受けられず、また、子供の習い事の都合上、土曜日、日曜日とも午前中は教習所に行けない、さらに、新卒となる高校生たちが多く通っている時期である、加えて、二輪車の教習は同時に3名までしか受けられない自動車学校という条件の中で、49日間で卒業できたのは、まあ、それなりに頑張った、と思っております。

 すでに二輪車の取り置きをお願いしているバイクショップへも卒業検定合格をお知らせし、来週末には引き渡せるよう整備をしていただく運びとなりました。無事、私が乗れるようになった(免許はまだ受けておりませんが)「ボルティー」を見ておりますと、シートの後ろ部分の書類入れに取扱説明書が入っておりました。

 ガソリンの入れ方、エンジンのかけ方、簡単な整備の仕方、当たり前のことでありながら、教習所で学ばなかったことがわかり、非常に助かりました。やはり、取扱説明書は大切です。最近のバイクではないので、PDF化してWEB上で見れる、というものは見つかっていなかったので、非常に助かりました。

 連絡先にスズキ株式会社の住所と電話番号が記載されておりましたが、その中の郵便番号が5桁で書かれており、少し、時代を感じました、大切に乗らなければなりません。

 驚いたのは、リッター57.0kmも走ること。8カケとしても、45kmも走ることになります。ガソリンタンクは12L、うちリザーバータンクが3Lなので、実質9Lだとしても、一回の給油で400kmも走れるようです。

 

 来週末からは新しい「足」となってくれますが、ケガをしないよう十分に注意して、有効に活用したいと思っています。

(脱線)普通自動二輪の記録(メモ2)

 さて。

 あと2時間の乗車と、検定を残すのみとなり、うまくいけば、来月早々に普通自動二輪の免許が得られそうなところまでやってきました。

 私は今まで、二輪車に興味を持ったことがなく、この度、免許を取ろうと思うようになったのも、4月以降に転勤になり、現在のバス通勤ではなくなる可能性が高い、そして、家屋の都合上、自動車は家庭で1台しか持てない、だから、二輪車に乗れるようになりたい、しかし、原付では時速30km制限があり、かえって危ない、だから、自動二輪の免許を取りに行こう、大型をはじめから取りに行くのは無理があろうし、小型だと高速道路を走行できず、私の居住地のあたりでは高速道路が災害時の避難路となっているところもあり、積極的に高速道路を走行する気はなかろうともいざというときに走れる、走れないというのは大きな差になるかもしれない、だから、普通自動二輪の免許を取ろう。そして、バイクは車検がなく維持費が比較的安く小型で軽量で多様な車種がある250ccがいいだろう。

 ものすごく、消極的な理由からだったのです。バイク好きの方、ごめんなさい。

 

 しかし、バイクに乗るとなったら、バイクに興味がわいてくるもので、見ていると、同じ250ccであっても、エンジンは単気筒、2気筒、4気筒(現行品にはないらしい)があり、バイクの形もオフロード系、スポーツ系、ネイキッド系、クルーザー系とあり、メーカーも国内、海外様々あることを、バイクを買ってから知りました。

 そして、それぞれに得て不得手があり、「万人に完璧なバイク」はありません。カメラと同じ、ですね。ある人にはニコンF5が最高であっても、別の人には大きく重く取り回しが悪く使いにくく感じるでしょう。ある人にはオリンパスPENが軽くて魅力的であっても、別の人には接写ができず、測距も目測で、露出も勘で、ということに不安を感じ、使いにくく感じるでしょう。

 一台目のバイクは、「乗りやすい、壊れにくい、安い」、これに勝るメリットはありません。一台目のカメラは、「わかりやすい、壊れにくい、安い」、これに勝るメリットはありません。

 ボルティに何年乗れるかわかりませんが、車も20万キロ近くまで乗ってから買い替えたということもあり、ボルティが走れなくなるまで乗るつもりです。問題は、その次のバイクです。

 その時までに、私自身の乗り方や趣味の方向性が定まっていて、それに一番適したバイクが何なのか、見つけられるようになっていればいいのですが。

 少し思っているのは、我が家の車はコンパクトミニバンで、広々乗れるわけでもなく、高速クルージングが快適なわけでもなく、いろんなことが「それなり」な、良い意味でも悪い意味でも没個性的な車です。だからこそ選んだ、とも言えるのですが。

 ですから、バイクは、何らかに特化した、例えばエンジンがめっちゃ回るとか、乗り心地がめっちゃいいとか、何か、突き抜けたものが欲しいです。カメラで例えれば、ニコンFM10のように、小さくて軽くておもちゃみたい、でも、機械式でガバナーの音がする、みたいな風に。

 

卒園登山

 さて。

 我が家には、今度の4月から小学校に入学する子供がいます。保育園生活も4年になりますが、同じ小学校に通う同級生は1人だけで、多くの子供たちとは離れ離れになります。

 そこで、本日11日は祝日なので、みんなでちょっとした登山をすることにしました。

 しかし、残念ながら、体調不良等により、4組参加の予定が、我が家ともう一組だけになってしまいました。

 

 悩みどころは、持っていくカメラです。山は以前にも上ったことがある山で、子供の足でも往復1時間程度と見込んでおりました。

 しかし、もしかしたら、途中で「子供」という荷物を背負うことになるかもしれない、と考えると、重装備では行けません。また、途中山影もあり、色温度も気にしないといけませんので、リバーサルフィルムも無理。さらには、帰った後に写真のやり取りをするかもしれない、と思うと、今回はフィルムはあきらめ、デジタルカメラを持ち出すことにしました。

 できるだけ小型軽量を、というわけで、我が家で一番小さく軽い、ソニーNEX-5と、シグマ19mmF2.8、あとで思い返し、シグマ30mmF2.8を追加しました。

 

 このセットだと、本当に軽く、ずっと首から下げていても負担になりません。しかし、明るいところで撮影するとなると、ファインダーがないため、さっぱり液晶が見えず、適当にフレーミングして撮影せざるを得ません。液晶を覆うフードも購入したこともありましたが、結構外れやすく、落としてしまい、いつの間にか無くなったままになってしまっていました。

 

 結果的に撮影した枚数は、運命のように、36枚。山影も含めて、感度は400よりも上げたものはなく、レンズはそのほとんどを30mmF2.8、フルサイズ換算で45mmF2.8での撮影でした。

 せっかくなら、ニコンFEとAi-P45mmF2.8でも持って出れば、快適に撮影ができたのだったろうに、と後悔しました。

film-camera-challenge.hatenablog.com

 

 もうちょっと子供が大きくなったら、荷物の量をあまり気にせず、フィルムカメラデジタルカメラを併用できるようになるのですが。